
【】ボッタス2位「なぜ速さを失ったのか…。戦略を変えてもルイスに勝てなかっただろう」メルセデス【F1第12戦決勝】
10月26日
2020年F1ポルトガルGP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは、チームメイトのルイス・ハミルトンに続く2位だった。
2番グリッドからミディアムタイヤでスタート、ハミルトンを抜いてトップに立った後、カルロス・サインツJr.(マクラーレン)にオーバーテイクされるが、6周目にリードを取り戻した。しかし20周目にハミルトンに抜かれて2番手に落ち、41周目にハードタイヤに交換する1回ストップで走り、挽回できないまま2位でフィニッシュした。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
決勝1周目はとてもうまくいった。小雨が降る難しいコンディションで、ソフトタイヤスタートのマシンが有利になった。それでもトップに立つことができたので、展開に満足していたんだ。でもその後は、正直言ってペースがよくなかった。理由は分からないが、とにかくペースが悪かった。ルイスが後ろから近づいてきた時には、もちろんポジションを守ろうとしたが、やれることは何もなかった。繰り返しになるが、今日になってペースがどこに消えてしまったのか、さっぱり分からない。必死にプッシュしたけれど、それ以上速く走れなかった。
レース終盤、ファーストスティントをもう少し延ばして最後にソフトタイヤを履いて戦いたいと思ったが、そうしたとしても結果は変わらなかっただろう。僕にとっては厳しい結果だ。でも、チームと協力し合って、ペースがなくなった理由を理解し、次のイモラではもっといいレースをしたいと思っている。
(最後にソフトタイヤを希望したがチームがハードを選んだことについて聞かれ)僕にとってソフトタイヤを履くのが一番いいと思って頼んだ。でも、バイブレーションが出始めていたし、タイヤトラブルのリスクがあるので、ポイントのことを考えると、一番安全なのはハードでいくことだった。基本的に僕にとって一番問題だったのは、ペースがなかったことだ。
(autosport web)
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