
【】メルセデス、アイフェルGPでのボッタスのトラブルを受け、2台のPUエレメントを交換【F1第12戦金曜】
10月24日
2020年F1ポルトガルGPの金曜、メルセデスのバルテリ・ボッタスはフリー走行1=1番手/2=1番手だった。
ボッタスは、FP1では1分18秒410(ミディアムタイヤ)、FP2では1分17秒940(ソフトタイヤ)を記録した。
今回メルセデスはボッタスとルイス・ハミルトン2台のパワーユニット(PU/エンジン)のエレメント、エナジーストアとコントロール・エレクトロニクスに関しシーズン2基目を投入した。ボッタスは前戦アイフェルGP決勝をパワーユニットトラブルでリタイア。その後の調査で原因は「コントロール・エレクトロニクスの電気系コンポーネントの故障」であるとチーム代表トト・ウォルフは明かしていた。今回の交換によるペナルティはない。
■メルセデス-AMG・ペトロナスF1チーム
バルテリ・ボッタス フリー走行1=1番手/2=1番手
今日はいい一日だった。太陽が輝いているなか、ここを走るのは素晴らしい気分だったし、不満はないよ。ただ、コース上はかなり滑りやすく、初めてソチやオースティンに行って、新しいターマックの上を走った時のことを思い出した。このタイプのターマックはグリップを得るのが難しい。一度グリップがなくなると、すぐにマシンのコントロールを失ってしまう。今日多くのスピンがあったのはそれが理由だと思う。
路面はラップ毎に進化していき、1日を通してかなり良くなっていったが、2回のセッションの間にわずかながらリセットされてしまったかもしれない。また、FP2では赤旗が出たために、あまり有益な走行ができなかった。土日でグリップがさらに向上することを期待している。
マシンバランスはかなり良かった。主に低速コーナーでマシンのリヤエンドに苦しめられたが、ラップタイムが示しているとおり、僕が望んでいる状態から遠いわけではない。でもいつもと同様に、明日やるべき仕事は残っているよ。
(autosport web)
バルテリ・ボッタス関連記事
- ボッタス「タイヤをロックさせてマグヌッセンに突っ込んでしまった。僕のミスだ」:キック・ザウバー F1第24戦決勝
- 周冠宇「久しぶりにトップ10近くで戦えた。僕のペースで可能な最善の結果」:キック・ザウバー F1第22戦決勝
- 周冠宇「燃料が重い状態で、直接の競争相手と戦えることを示せた」:キック・ザウバー F1第18戦決勝
- ガスリー「予選後にブレーキの問題が見つかり、レースでも同じことが起きた」:アルピーヌ F1第16戦決勝
- ボッタス「オランダと比べるといい週末。さらに進歩するためにやることはたくさんある」:キック・ザウバー F1第16戦決勝
- ボッタス「パフォーマンスは過去2、3戦よりいい。この方向で改善を続けるしかない」:キック・ザウバー F1第13戦決勝