2020年F1第9戦トスカーナGP キミ・ライコネン(アルファロメオ)
【】ライコネン9位で今季初入賞「完璧には程遠いが貴重な2ポイントを獲得できた」アルファロメオ【F1第9戦】
9月14日
2020年F1トスカーナGP決勝で、アルファロメオのキミ・ライコネンは9位に入り、今季初入賞を果たした。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=9位
平穏なレースではなかったことは確かだが、ようやくポイントを持ち帰ることができて、その点については満足できる。
僕のレースは最初から大きくつまずいた。何が起きたのかはわからないが、ターン2でヒットされて、大きなダメージを負ったんだ。僕をヒットした誰かは、たぶん密集した集団があれほど減速するとは思っていなかったのだろう。だが、いずれにしても、その接触でフロアとフロントウイングの一部を失い、そのダメージでクルマのハンドリングはひどい状態になって、バランスが悪くて苦労した。ずいぶんダウンフォースが減っていたからね。
それでも、終盤には悪くないペースでプッシュすることができた。ピットストップでのタイムロスもあったが、ありがたいことに2度目の赤旗のおかげでポイント争いに復帰できたんだ。その後、ピット入口のラインをカットしてペナルティを食らったのには参ったけど、2度目の赤旗のあとはいい感じで走れて、最終的にはひとつ順位を下げただけだった。
やるべきことを完璧にやったと言うには程遠いレースだったものの、いろいろな問題がありながら、なお貴重な2ポイントを手にすることができた。クルマはかなり進歩していて、もっとクリーンなレースだったら、さらに上位でフィニッシュできたかもしれない。そう思うと、ちょっと残念ではあるね。ともあれ、今後のイベントでも、このパフォーマンスを維持できればいいと思っている。
(autosport web)
キミ・ライコネン関連記事
- ライコネン観察日記:20年間にわたるF1キャリアに終止符「ありがとう。その一語に尽きる」
- ライコネン「20年はあっという間。良いことも悪いことも、一生忘れられないだろう」:アルファロメオ F1第22戦決勝
- ライコネン「接触でダメージを負って厳しい戦いになり、挽回できなかった」:アルファロメオ F1第21戦決勝
- ライコネン観察日記:怒涛の3連戦で健闘。メキシコGPではポイントも獲得「できることはすべてやった」
- ライコネン「スタートが決まり、レースが進むにつれてクルマが改善された」:アルファロメオ F1第20戦決勝
- ライコネン「ピットレーンから順位を8つ上げたが、これ以上は無理だった」:アルファロメオ F1第19戦決勝