
【】ライコネン9位で今季初入賞「完璧には程遠いが貴重な2ポイントを獲得できた」アルファロメオ【F1第9戦】
9月14日
2020年F1トスカーナGP決勝で、アルファロメオのキミ・ライコネンは9位に入り、今季初入賞を果たした。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=9位
平穏なレースではなかったことは確かだが、ようやくポイントを持ち帰ることができて、その点については満足できる。
僕のレースは最初から大きくつまずいた。何が起きたのかはわからないが、ターン2でヒットされて、大きなダメージを負ったんだ。僕をヒットした誰かは、たぶん密集した集団があれほど減速するとは思っていなかったのだろう。だが、いずれにしても、その接触でフロアとフロントウイングの一部を失い、そのダメージでクルマのハンドリングはひどい状態になって、バランスが悪くて苦労した。ずいぶんダウンフォースが減っていたからね。
それでも、終盤には悪くないペースでプッシュすることができた。ピットストップでのタイムロスもあったが、ありがたいことに2度目の赤旗のおかげでポイント争いに復帰できたんだ。その後、ピット入口のラインをカットしてペナルティを食らったのには参ったけど、2度目の赤旗のあとはいい感じで走れて、最終的にはひとつ順位を下げただけだった。
やるべきことを完璧にやったと言うには程遠いレースだったものの、いろいろな問題がありながら、なお貴重な2ポイントを手にすることができた。クルマはかなり進歩していて、もっとクリーンなレースだったら、さらに上位でフィニッシュできたかもしれない。そう思うと、ちょっと残念ではあるね。ともあれ、今後のイベントでも、このパフォーマンスを維持できればいいと思っている。
(autosport web)
キミ・ライコネン関連記事
- ライコネン「ポジティブなレース。こういう形でシーズンを終えたのは悪くない」:アルファロメオ F1第17戦決勝
- ライコネン「2度のスタートでクルマにダメージを負い、パフォーマンスに大きく影響」:アルファロメオ F1第15戦決勝
- ライコネン「全然楽しくないレースだった。フルウェットの方が速く走れただろう」:アルファロメオ F1第14戦決勝
- ライコネン9位「上位とのギャップが狭まりつつある」アルファロメオ【F1第13戦決勝】
- ライコネン、19シーズン目のF1参戦が決定。アルファロメオがジョビナッツィとのペア継続を発表
- ライコネン「最初はうまくいった。入賞するにはまだ少し足りない部分がある」:アルファロメオ F1第12戦決勝