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パドック裏話 ベルギーGP編:ユベール追悼レースでF2優勝を逃したマゼピンの行動

9月5日

 F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。今回はF1第7戦ベルギーGP編です。

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 目下のF1では、あれこれと厳しい制約のもとで仕事をしなければならず、サーキットでは指定された者以外の立ち入りが制限されている場所も多い。

 それに関しての特別扱いは一切ないし、ドライバーたちも例外ではない。したがって、ルイス・ハミルトンが誤ってメディアセンター・ビルに足を踏み入れながら、黙って見逃してもらったのは幸運だったと言ってもいいだろう。どうやらパドックへ向かおうとして、道に迷ったらしい。

 この週末は、誰もがいつも以上に寛大な気持ちでいたのも確かだ。おそらくそれは、近年では最もタフな週末を経験してからちょうど1年が過ぎ、私たちが再びスパ・フランコルシャンを訪れていたことと無関係ではないだろう。

 昨年のスパでは、土曜のF2フィーチャーレースでアントワーヌ・ユベールが亡くなり、ファン・マヌエル・コレアが瀕死の重傷を負った。あれほど大きなクラッシュだったにもかかわらず、この週末にコレアが元気な姿を見せてくれたのは、ちょっとした奇跡のように思えた。彼によれば、自分の人生のひとつの章を閉じると同時に、ユベールに敬意を表するために、どうしてもベルギーを再訪せずにはいられなかったという。

 ユベールを追悼する行事は、週末を通じて数多く行われた。F2は彼の昨年のカーナンバー、19を永久欠番とすることを正式に表明した。また、F3とF1を含めた3つのカテゴリーで、すべてのチームがマシンに「Racing for Anthoine」のロゴステッカーを貼った。


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