【】アルボン5位、チームの行為が審議対象もペナルティなし「ペースが良くて驚いた」レッドブル・ホンダ【F1第3戦決勝】
7月20日
2020年F1ハンガリーGP決勝で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは5位だった。
アルボンは13番グリッドからインターミディエイトタイヤでスタート、3周目にミディアム、34周目にハードへと交換する2回ストップで走った。
5周目にはポイント圏内の9番手に浮上、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)をオーバーテイクするなどして順位を上げ、最終的に5位を獲得した。
アルボンについては、レッドブルがスタート前に「グリッドボックスを人為的に乾かしていたことによる、F1競技規則第22.3条違反の疑い」により、審議が行われたが、スチュワードは、「競技者(レッドブル)は路面のグリップを変えるための試みを行ってはいない」との結論を出し、ペナルティを科さなかった。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 決勝=5位
いいレースだったと思う。バトルができてとても楽しかった。昨日の時点で「決勝では5位だよ」と言われていたら、大喜びしていただろう。
13番グリッドからのスタートだったから、楽なレースにはならないと思っていた。でもいいスタートを決めて、順位を上げていった。このサーキットはオーバーテイクが簡単ではなく、思い切ったアクションを取る必要がある。常に限界ぎりぎりの動きが求められるコースだけど、今日はうまくいったと思う。いいショーを見せることができたし、僕自身、バトルを楽しんだ。
僕らは大抵の場合バトルに長けているし、ブレーキング時のマシンの動きはよかった。オーバーテイクを何度か成功させることができて気分がよかったよ。
フェラーリ勢の後ろで長時間抑えつけられ、大きなロスをした。あれがなければもっと上位に近づくことができただろう。マシンの感触はとてもよくて、前に誰もいない状態だと速さがあった。
この結果には満足だ。昨日は難しい一日だったけれど、チームとして大量にポイントを稼ぐことができたから、今日の結果に感謝すべきだろう。
予選ペースと比べて、レースペースがはるかに優れていたのには少し驚いた。状況を理解する必要があるが、今日はポジティブなレースができたし、マシンのなかでうまく機能している部分があるということが分かった。
(autosport web)
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