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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:メルセデスF1、ボッタスとの契約延長を決断か

7月14日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 バルテリ・ボッタスがメルセデスF1と新たな1年契約を締結することになりそうだ。第4戦イギリスGPが開催される週に発表されるという。これまで、ボッタスはメルセデスのジュニアドライバーであるジョージ・ラッセルにシートを明け渡すものと見られていた。

 チーム代表のトト・ウォルフがダイムラーの取締役会から若手ドライバー育成プログラムへの投資に対する成果を強く要求されていたからだが、フェラーリ、マクラーレン、ルノー、さらにはレーシングポイントまでが早くも2021年のドライバーラインアップを決めてしまったため、事情が変わったのだ。

 ラッセルは、メルセデスでシート獲得がかなわない場合に自身の判断でチームを去ることができるが、2021年の行き先が実質的に失われた現在、自身がオーストリアでほのめかしたように、ウイリアムズとの3年契約を最後まで履行する可能性が高まった。

 ボッタスにとっては、今シーズン好調なスタートを切り、さらに5回連続となる1年契約を受け入れていることが、チーム内でのポジションを強力なものにしている主な要因だ。シーズンの非常に早い時点で新しい契約を整えられれば、余計なことに頭を使う必要もなくなり、チームメイトのルイス・ハミルトンとのタイトル争いに集中できるため、ボッタスとしてはプラスの材料といえる。


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