【】レッドブル代表、2年目のF1シーズンに臨むアルボンに期待「我々を驚かせてくれるはず」
7月3日
レッドブル・レーシングF1チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、アレクサンダー・アルボンは2020年シーズンの驚きとなる可能性があると述べている。
アルボンの昨年のF1昇格は予想外のものだった。アルボンは当初ニッサンからフォーミュラEに出場する予定だったが、レッドブルのモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコから連絡を受け、予想もしていなかったチャンスを与えられて2019年にトロロッソ・ホンダに加入し、F1ドライバーとなった。
アルボンの2019年シーズン前半のパフォーマンスをマルコは高く評価。一方、当時レッドブルのドライバーだったピエール・ガスリーのパフォーマンスに不満を持ったマルコは、サマーブレイク後にアルボンをレッドブルに昇格させ、代わってガスリーをトロロッソに戻した。
レッドブル・レーシングでリーダー役を務めるマックス・フェルスタッペンは、レッドブルリンクでのF1開幕戦オーストリアGPの優勝候補のひとりだ。フェルスタッペンは常に注目を集めているが、ホーナー代表はアルボンにも期待しており、レッドブルでフルシーズンを戦う今年、彼に1度や2度驚かされることがあるかもしれないと考えている。
「皆忘れがちだが、アレックスにとって今年はまだF1における2年目のシーズンだ。その上、今シーズンは前半がなかったようなものだ。従って、彼にとっては厳しい試練になる。しかし彼は昨年も非常にうまくやっていた」とホーナーはオーストリアGPを前に語った。
「彼はプレッシャーにうまく対処しているようだ。昨シーズンを終えた時の状態からさらに前進することを、我々は期待している」
「彼にはチャンスが訪れると私は思うし、今年彼は多くの点で驚きを与えてくれるのではないかと思っている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
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