現在はF1のコメンテーターなどを務めるロズベルグ

【】元F1王者ロズベルグ、コロナ鬱を防ぐため、スマートフォンの使用をやめる

4月6日

 2016年のF1チャンピオンであるニコ・ロズベルグは、現在のコロナウイルス危機によるストレスを緩和するため、独自の対策をとっている。外の世界から痛ましい情報が入ってくるのを防ぐことが、そのひとつだ。

 通常モナコに住んでいるロズベルグと彼の家族は、イビサ島の自宅に避難している。34歳の彼は、そこで瞑想やスポーツをしながら過ごしているという。

 日常生活に絶え間なく流れ込んでくる情報やメッセージから身を守るため、ロズベルグはスマートフォンから最低限必要な機能が付いているだけの古い型の携帯電話へと切り替えたという。

「自分の生活からスマートフォンを排除した。今のこの状況では、そうしなければ頭がおかしくなってしまう」とロズベルグは、先週ミュンヘンで開催されたスタートアップコンファレンス『Bits & Pretzels 2020』で配信されたビデオ会議のなかで語った。

 ロズベルグは1日に2回だけEメールをチェックしているが、それ以外では現在絶え間なく流れ込む、気の滅入るような一連のニュースを遮断していたいと語った。

 イビサ島の自宅の地下室でコメントしているというロズベルグは、「ふたりの子供が家にいるので、ここが一番安全なんだ」と冗談を言った。


この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)