ノリスはマクラーレンでF1での2年目を迎える

ノリス、SNS上の批判にも負けず2年目のF1シーズンに向け足元を固める

2月16日

 ランド・ノリスのF1ドライバーとしてのステイタスは上昇気流に乗っているが、彼はうっとうしい天候のイギリスを離れて、気候が良く非課税のモナコの海沿いに今すぐ転居する気はないようだ。

 F1ドライバーとしてのキャリアに勢いが増すと、水も漏らさぬファイナンシャル・プランニングが必要になり、より税負担が軽いか、モンテカルロのように住民が所得税を払う必要がまったくない場所に居を構えるようになる。

 しかしノリスは華麗なモナコ公国に住む同僚たちに合流して、財政的なことやその他の特権を味わうことに関心を示していない。

 20歳のノリスは、少なくとも近い将来にイギリスを離れようとは思っておらず、文字通り、ウォーキングから石を投げたら当たるほど近い場所に、ギルフォードから転居してきたばかりだ。

「僕はイギリスにしっかり根を下ろしているんだ」と、ノリスは木曜日にウォーキングで行なわれたマクラーレンの2020年型マシン発表会でメディアに語った。

「引っ越しはしたよ。マクラーレンにさらに近いところにね。このあいだ時間を測ってみたら、ここから僕の新居まで3分20秒だったんだ! 制限速度内で走った場合だよ」とノリスはすぐに付け加えた。

 モナコで生活することの特典に屈しない理由は、自身の個人的な幸せが、イギリスでの社交生活に結びついているからだとノリスは説明した。

「僕はロンドンへ行くのが好きだし、友人たち集まってと楽しむこともできる。もしモナコへ引っ越したら何も楽しめないよ」とノリスは話している。また、現在の彼のF1での収入では、モナコに行く必要はないのだとも主張した。

「今の時点では楽しむことが何より重要で、どのような状態でいたいか、どんな人生を送りたいかということが、本当に大切なことなんだ」

 F1でのルーキーシーズンの間に、ノリスはソーシャルメディア上で膨大なフォロワー数を増やしてきた。これは印象に残るレース結果によるものでもあるが、大部分は、チームメイトのカルロス・サインツJr.との愉快なやりとりや、彼の気の利いたミーム、そしてユーモアのおかげだろう。

 しかしながら昨年、ノリスはオンライン上で遊び心を見せることにも難点があることに気づいた。大きな誤解ではあるものの、彼がトップレベルの仕事に真剣に取り組んでいないと考える人々から、批判や否定的なフィードバックが寄せられることがあったのだ。

「僕はこれからも僕自身だし、これからもあらゆることをやって楽しみ、ジョークを言うよ」とノリスは語った。

「でもときには、集中すべきことを変えない方がいいこともある。なぜなら、僕は今でも懸命に仕事に取り組んでいるけれど、外部の世界に比べると、自分のしてきたことから学んだことや見たことが、ずいぶんと違った形で受け止められることがあるからだ」

「多くの人が、僕が冗談を言ったりするところを見ている。すると、彼らは僕がミスをするとふざけているからだと大いに責め、僕が他のドライバーと比べて集中していないと言う」

「9割は何の影響も及ぼさない」とノリスは彼のソーシャルメディアの投稿に時折浮上する批判について言及した。

「人々が何を思いつくかとか、彼らのアイディアや、噂について考えていることなどを見るのはとても楽しい」

「でも気にかかってしまうようなことを目にすることもある。そうしたことが、良い意味でも悪い意味でも影響することはないけどね」


この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)