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【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:トップチームから門戸を閉ざされ、いら立ちを募らせるアロンソ

2月12日

 事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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 フェルナンド・アロンソが、2021年のF1復帰をめざして懸命の努力を続けている。だがメルセデス、フェラーリ、レッドブルが2021年のドライバーラインアップを確定させる前から、早くもその夢はついえたようにもみえる。

 アロンソは、ルイス・ハミルトンがF1史上最も偉大なドライバーという評価を固めていることに焦りを感じているようだ。6度の世界チャンピオンという実績を今後さらに伸ばすかもしれないハミルトンに対して、アロンソはこれまで2度のタイトル制覇にとどまっているが、それでも自分こそがベストドライバーだと信じて疑わない。

 今もアロンソのマネジメントを手がけるフラビオ・ブリアトーレは、トップ3チームにオープンなアプローチを行ったものの、メルセデス、フェラーリ、レッドブルのいずれからも門戸を閉ざされたため、アロンソは苛立ちをさらに募らせることとなった。

 アロンソ復帰に関心を持つかもしれない唯一のチームはルノーF1だが、仮にアロンソが勝てるマシンを持っているチームにしか興味を示さないとすれば、3度目となる両者の契約が実行される可能性は極めて低くなる。


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