ウイリアムズのロバート・クビサ(前)とジョージ・ラッセル(後)

「2020年はさらに状況が悪くなる可能性も」ロブ・スメドレーが古巣ウイリアムズF1の現状を憂慮

1月15日

 かつてウイリアムズでパフォーマンス・エンジニアリング部門の責任者を務めたロブ・スメドレーは、2020年シーズンにウイリアムズの苦境はさらに悪化する可能性があると語っている。

 2018年以降、ウイリアムズはパフォーマンス不振と戦っている。2018年シーズンの獲得ポイントは7ポイントで、2019年には入賞が1度あっただけだ。エンジニアリング面での不具合と組織の欠陥が足枷となり、副チーム代表のクレア・ウイリアムズは、F1で3番目の成功を収めたチームであるウイリアムズは“最悪の状態”にあると2019年シーズンに語っていた。

 2018年末にウイリアムズから離脱したスメドレーは、その経験からチームの衰退が底なしの穴に陥る可能性があると認識している。

「これ以上悪くなることはない、という考え方は常にあるかもしれない」とスメドレーは『Reuters』のアラン・ボールドウィンに語った。

「しかし私はモータースポーツのなかでも特にF1で経験を積んでいるので、実際に物事はさらに悪くなることがあるというのを知っている」

「2019年よりもどれだけ悪化するかについて話をしているわけだが、2018年にも同じことについて話をしていた。そして2017年にも同じ話をしている。現実には、2020年は2019年より状況が悪化する可能性がある」

 クレアは最近、ウイリアムズの惨憺たるシーズンは、チームが競争力を取り戻すのに正しい判断を下すためにも必要なことだと語っていた。しかしウイリアムズの成功を望んでいるスメドレーは、そのような考え方を受け入れることに警告を発している。

「ウイリアムズが現在置かれている状況を好転させて、すぐにもチャンピオンシップでトップ5に返り咲くことができると思っているようなら、それは大きな間違いだ。それは間違いにすぎない」

「今、私は外部の人間だから、願うことはできる。しかしチームに所属していたら、ただ願うだけのことはしたくない」

「これは悲劇的なケースだ。私はウイリアムズが世界選手権でタイトルを獲得していた頃を思い出せる世代だし、F1ファンとして、チームの衰退を目にするのは本当に辛いことだ」


この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(autosport web)