XPB Images
【F速プレミアム】グランプリのうわさ話:新型フロントウイングを取り上げられたクビサが激怒
10月15日
事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けた調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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好感触だったフロントウイングを外されたクビサ
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そこでフリー走行2回目では新しいウイングがクビサのマシンに取り付けられ、「ウイングのおかげでマシンが変わり、感触がより良いものになった」とクビサはそのアップデートを喜んでいた。そしてクビサはラッセルより速いタイムでセッションを終えた。
土曜日の予定がキャンセルされたことから、新しいフロントウイングは予選とレースに向けて、クビサのマシンにそのまま残されることになった。しかし日曜日の朝にサーキットに到着したクビサは、理由がなんであれ、スタッフが変更したことを発見することになった。
「ここにいる人たちの決定ではなかったと思う……」チームの情報筋によると、この決定はクレア・ウイリアムズによるもので、彼女は自宅から電話で2020年型フロントウイングをクビサのマシンから外すようにチームに指示したという。
どうやらそれは、チーム副代表の決断に大きな影響力を持っているラッセルの要望であったらしい。クビサはDTMへ活動の場を移す前にシーズンを完了したいと考えてはいるが、ウイリアムズの環境は耐え続けるにはあまりにもストレスが多く、屈辱的なものであることから、彼は予定よりも早くチームを離脱するかもしれない。
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