【】ボッタス、史上初のダブルタイトル6連覇に勝利で貢献「鈴鹿がますます好きになった」メルセデスF1日本GP
10月14日
2019年F1日本GPで、メルセデスのバルテリ・ボッタスは予選3番手(1分27秒293)、決勝で優勝を獲得した。3番グリッドから、スタートでトップに立ったボッタスは、17周目にソフトタイヤからミディアムに交換、36周目にソフトを履いて最後まで行く2回ストップで走った。
最初のピットストップ後、チームはボッタスは2回ストップ、ルイス・ハミルトンは1回ストップで走ると告げ、ボッタスにプッシュしろと指示した。しかしその後、チームはハミルトンにも2回目のピットインをさせることを決め、ボッタスはチームメイトとバトルすることなくトップでチェッカーを受けた。
ハミルトンは3位とファステストラップを獲得、メルセデスは41点を稼ぎ、6年連続となるコンストラクターズタイトルを確定させた。また、ドライバーズ選手権においてチャンピオンの権利を残すのはポイントリーダーのハミルトンと2位ボッタスのみとなった。そのため、F1史上初のダブルタイトル6連覇も確定している。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=優勝
ダブルタイトル6連覇というのは素晴らしい成果だ。チームメンバー全員が誇らしく思える結果だよ。皆に心からお礼を言いたい。どれだけ大きな成果か、まだ実感していないけれど、僕らはF1というスポーツに歴史を作ったといっていいだろう。
いいシーズンを送り、ほとんどすべてのチャンスをものにしてきた。特にシーズン序盤はいい結果を出した。これまで誰も成し遂げたことのないことを達成したというのは最高の気分だよ。素晴らしい一日になった。
今日はスタートがとてもうまく決まった。キャリアのなかでもベストのひとつに入る出来だ。そのおかげで序盤にトップに立つことができた。
決勝で僕らのマシンが速いだろうことは予想していたが、このサーキットはオーバーテイクがとても難しいから、スタートでリードを狙いにいく必要があると考えていた。うまくいってとてもうれしい。
楽しいレースだったよ。マシンの感触がとてもよかったし、アップグレードはうまく機能していたと思う。
鈴鹿は昔から大好きなトラックだけど、今まであまりいい結果を出したことがなかった。でも今年勝つことができて、さらにここが好きになったよ。久しぶりに勝って、勝利の喜びを味わうことができた。僕が優勝したことで、コンストラクターズ選手権を確定することができた。それがすごくうれしいし、誇らしい気持ちだ。
(autosport web)
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