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【F速プレミアム】ライコネン観察日記:古巣のザウバーで心機一転、2019年には通算300戦目の大台へ
12月17日
長年キミ・ライコネンの「番記者」を務めるフィンランド人ジャーナリストのヘイキ・クルタ氏が見た、アイスマンの言動をお送りするF1速報web限定連載。アブダビGP後のタイヤテストで古巣のザウバーに復帰したライコネンにいまの心境をインタビューした。
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フェラーリの最近の戦績において、キミ・ライコネンが残した足跡が決して小さくなことは確かだ。われらがアイスマンは、スクーデリアにとって今のところ最後のワールドチャンピオンであり、グランプリウィナーであり、ポールシッターなのだから。
「それがキミのフェラーリへの置き土産だ。私たちはそのことを心から誇りに思うべきだね」と、長年ライコネンのマネージャーを務めてきたスティーブ・ロバートソンは、アブダビでの最終戦を終えた後、私に言った。
ライコネン自身は、このレースを早々とリタイアで終えたのが心残りだったようだ。
「言うまでもないことだが、フェラーリファンへの最後の贈り物として、もっといいものをあげられたらよかったんだけどね。クルマのフィーリングは良かったから、ポディウムに上がることは可能だったと思う」
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