2007年F1日本GP ルイス・ハミルトンとフェルナンド・アロンソ

F1王者ハミルトンのチームメイト対決を分析。5人のドライバー相手の勝率は?

1月9日

 F1ドライバーにとって最大のライバルはチームメイトであり、誰よりもまずチームメイトに勝たなければならないといわれる。そういった意味で、ルイス・ハミルトンは長年にわたり、反対側のガレージのドライバーにとって打ち破るのが難しい、非常に強力なドライバーであり、誰にとっても手ごわい存在であり続けている。

 ではハミルトンはF1キャリアにおけるチームメイト対決で、どれだけ勝利を収めてきたのか。Motorsport Magazineのマーク・ヒューズが、歴代チームメイトとの間の相対比較を行い、興味深いデータを導き出した。

 できるだけ平等な形で比較を行うため、リタイア、異なる仕様のマシンで走った場合などは除外して、予選のタイム比較、決勝のリザルト比較を行った結果、当然のことながら、ハミルトンはほとんどのチームメイトに勝っているが、実は統計上、ひとりだけ勝てなかった相手がいたことが分かった。

 バルテリ・ボッタス(2017年の1シーズン)は、対ハミルトンで予選平均では0.254秒負け、決勝のリザルト差では84.2%負けた。バトン(2010年〜2012年の3シーズン)は、予選ではボッタスとほぼ同じ0.259秒遅く、決勝では61.3%敗北した。

 一方で、ニコ・ロズベルグ(2013年〜2016年の4シーズン)は予選ではわずか0.070秒の敗北にとどまり、2014年だけを見るとハミルトンに0.023秒勝っている。決勝対決では、ロズベルグは4シーズン全体で65.4%負けている。

 ヘイキ・コバライネン(2008年〜2009年の2シーズン)は、予選のタイム差をパーセンテージで表すと0.317%負けており、ハミルトンの歴代チームメイトの中で最も大差だった。しかし実のところ決勝では65.2%の敗北であり、わずかの差ながらロズベルグより敗北の度合いは少なかった。

 ハミルトンのF1デビューイヤーである2007年にマクラーレンで組んだフェルナンド・アロンソが相手だと、他の4人とは様相が異なっている。
 
 予選ではアロンソはほんのわずかな差とはいえ(0.014秒/0.016%)勝ち、決勝でも直接比較が可能な11戦についてみると、アロンソが6対5でハミルトンを上回った。

 これらのデータは、2018年シーズンにボッタスが大きな課題を抱えていることを示しているともいえる。28歳のボッタスはメルセデスでの1年目よりも安定したパフォーマンスを発揮して、より多くの勝利を飾り、ハミルトンに追いつくことを狙っている。

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 ボッタスにとって2018年は、今後のキャリアを左右する重要なシーズンになるはずであり、大仕事を成し遂げる必要があるだろう。 


この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています



(AUTOSPORTweb)