2020年F1第11戦アイフェルGP マックス・フェルスタッペンのレッドブルRB16・ホンダ
【】ホンダ田辺TD「現行PU規則下での初のニュルブルクリンクでデータを取れず残念。FP3を有効活用する」【F1第11戦金曜】
10月10日
2020年F1アイフェルGPの金曜、悪天候のためメディカルヘリコプターが飛行できないという判断により、フリー走行1回目、2回目の両方がキャンセルされた。そのため、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンとアレクサンダー・アルボン、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトとピエール・ガスリーを含め、全チーム全ドライバーが金曜に走行することができなかった。
ホンダは「本日の走行ができなかったことにより、チームは計画していた走行プランを変更し明日のFP3に臨みます」とコメントした。
「一方で、3週間後に迎えるエミリア・ロマーニャGPのレースウイークも2日間のみで開催され、予選前に1度のフリー走行しか設けられない予定です。今回のアイフェルGPでの経験はエミリア・ロマーニャGPに備えるものにもなりそうです」
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
アイフェルGP初日の本日、全く走行ができなかったことを残念に思っています。視界が悪くメディカルヘリコプターが飛べないことが理由でした。
ロシアGPから観客を入れての開催が始まりましたが、この日を長いこと待ち、またこのような天気の中でも観戦に訪れてくれたファンの皆さんには感謝するとともに大変申し訳なく思います。
現行のPU(パワーユニット/エンジン)レギュレーション下で初めて走行するサーキットですので、データ取りのためにも是非走行したかったのですが、その分明日のFP3での時間を有効に活用し、予選と決勝に向けた準備を進めます。
(autosport web)
インフィニティ・レッドブル・レーシング関連記事
- フェルスタッペンがF1中国GP初優勝。セーフティカー出動も2位に13秒以上の差「ペースや一貫性、すべてに満足」
- レッドブル100回目のポールをフェルスタッペンが獲得「今日は狙っていた。ワンツーで記録を飾り最高の日に」F1中国GP
- フェルスタッペン、トラックリミット違反を繰り返し4番手「雨ではマシンが機能しなかった」/F1中国GPスプリント予選
- 王者フェルスタッペンの戦い:フリー走行での苦戦を素直に認める「セットアップで自分の考えを押し通したけど……」
- F1パワートレイン事情:角田とペレスは予定通りのPU交換。前戦で交換済みのリカルドは想定外のトラブル
- F1日本GP技術解説:レッドブルの大型アップグレード(2)開口部の形状を変更。追求し続ける冷却と空力効率のバランス