【】レッドブル代表「メルセデスより古いタイヤのマックスの方が速くて驚いた」【F1第5戦決勝】
8月10日
2020年F1 70周年記念GP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは自身およびチームにとって今季初優勝を獲得、アレクサンダー・アルボンは5位で入賞を果たした。今回の結果により、フェルスタッペンはドライバーズ選手権でバルテリ・ボッタス(メルセデス)を抜いて2位となり、アルボンは6位、レッドブルはコンストラクターズ選手権で2位を維持している。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
マックスが決勝で圧倒的強さを発揮し、チームにとって素晴らしい一日になった。予選でリスクを冒し、ハードタイヤでスタートすることを決めた。マックスはファーストスティントで素晴らしいレースペースを発揮し、それをうまくチャンスにつなげた。
驚いたことに、メルセデスが新品タイヤに履き替えた後でも、ユーズドのハードを履いた我々の方がペースがよかった。これは心強い出来事だ。その後、戦略を切り替え、ミディアムに交換、ボッタスのすぐ後ろでコースに復帰した際には、マックスはほんの数コーナーでボッタスの前に出てみせた。マックスはその後、ハードタイヤに交換して最後まで走ってボッタスをカバー、そのころにはキャリア9勝目に向かって、すべてをコントロールしていた。
アレックスは何度か見事なオーバーテイクを成功させ、今回も非常に強力なレースをした。コプスのアウト側から前に出たことが、5位という素晴らしい位置でフィニッシュすることにつながった。
今日1位と5位を獲得したことで、コンストラクターズポイントを大量に稼ぐことができた。また、マックスはドライバーズ選手権で2位に上がった。
この勝利は、サーキットやファクトリーで働く人々、ホンダのスタッフといったチーム全員の多大なる努力の賜物である。我々は大きく前進し、正しい方向に進んでいることを確認できた。このポテンシャルを活用し、さらに前へと進まなければならない。次のバルセロナ戦が楽しみだ。熱いレースになることを期待しよう!
(autosport web)
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