
【】ルクレール「完璧な仕事をして手に入れた予想外の2位。僕にとっては勝利に等しい」:フェラーリ F1オーストリアGP
7月6日
2020年F1オーストリアGP決勝で、フェラーリのシャルル・ルクレールは2位だった。
7番グリッドからソフトタイヤでスタート、26周目にハード、51周目にミディアムに交換する2回ストップで走り、最後の10周で6番手から3番手まで上がった。2位フィニッシュのルイス・ハミルトン(メルセデス)がペナルティにより降格されたことで、ルクレールは2位に繰り上がった。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 決勝=2位
(FIA記者会見で語り)こんな結果を出せるなんて予想していなかった。大きな驚きだ。もちろん、いい意味でね。今日はすべてのことを完璧にやれたと思う。それが2位につながった。もちろん、ルイスのペナルティや、何台かのクラッシュといったことが、僕らにとってラッキーだったのは確かだけど、それもレースの一部だ。僕らは訪れるチャンスをすべて最大限に生かすことを目指していた。この位置でフィニッシュする速さがなかったとしてもだ。
2位にはものすごく満足している。でも自分たちが望む状態からはほど遠いから、これからハードワークをしていく必要がある。気持ちを強く持ち、全員が一丸となって取り組む。そうすれば目標とする位置にたどり着けるはずだ。時間がかかってもね。
今日はアグレッシブに行こうと思った。セーフティカーのたびに、ターン1出口からターン3にかけてすごく苦労していた。だからそこでチャンスをつかむのは無理だと分かっていた。僕にとってのチャンスは、誰かがミスをした時だった。誰かがミスをするたびに、アグレッシブにチャンスをつかみに行った。
今日の結果は勝利のように思える。今週末は初日から苦労してきたからね。セーフティカー、クラッシュ、ペナルティと、いろいろなことがあってツイていたのは確かだけど、そのなかでしっかり走り切ったのは自分たちの力だ。このパッケージで全力を尽くし、完璧なレースをした。
このレースはF1キャリアのなかでベストのひとつだと思う。あまりミスをしなかったと思うからね。
(autosport web)
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