【】ホンダ田辺TD「2位に一歩及ばず、悔しい3位。週末を通して速さを発揮できたのはポジティブな要素」:F1アメリカGP
11月4日
2019年F1アメリカGP決勝で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3位、アレクサンダー・アルボンは5位だった。トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは12位、ピエール・ガスリーはリタイア(16位完走扱い)という結果だった。
フェルスタッペンは3番グリッドからスタート直後に2番手に上がり、ファーストスティントはその位置をキープ。しかし2回目のストップを終えた後、1回ストップで走るルイス・ハミルトンを追い2番手を争う展開になった。急激にギャップを縮めていったフェルスタッペンだが、終盤にイエローフラッグが出たことで追い切れず、ハミルトンと0.854秒差の3位でフィニッシュした。
アルボンはスタート直後にシャルル・ルクレールとカルロス・サインツJr.に挟まれる形になり、サインツと接触。ピットストップを余儀なくされ、最後尾に落ちたが、そこからオーバーテイクを繰り返して、トップ5のポジションまで挽回した。
クビアトは10位でフィニッシュしたものの、セルジオ・ペレスとの接触により5秒加算ペナルティを科され、12位に降格された。ガスリーも終盤にペレスと接触、その際に右フロントサスペンションが壊れ、リタイアしなければならなかった。
■ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治
今日のレースでは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が確実な走りを見せ、予選ポジションをキープする形で3位表彰台を獲得しました。ラスト2周で出たイエローフラッグがなければ2位のポジションも見えていただけに、悔しい部分もありますが、週末を通して安定した速さを見せられていたと思います。
またチームメイトのアルボン選手もスタート時の残念な接触により最後尾まで順位を落としながらも5位まで挽回する力強い走りを見せてくれました。
レッドブル・トロロッソ・ホンダについてはガスリー選手が終始ポイント圏内を走行していたものの、惜しくも最後に2台ともポイントを逃すことになり残念に思っています。
今回のレースでシリーズチャンピオンを獲得したハミルトン選手にお祝いの言葉を贈ります。
(autosport web)
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