2018年F1第16戦ロシアGP ストフェル・バンドーン(マクラーレン)

【】バンドーン「皆、タイヤに驚いているはず。レースを面白くする要因になるかも」:F1ロシアGP金曜

9月29日

 2018年F1ロシアGPの金曜、マクラーレンのストフェル・バンドーンはフリー走行1=16番手/2=18番手、FP1でフェルナンド・アロンソの代わりに走行したランド・ノリスは13番手だった。

■マクラーレンF1チーム
ストフェル・バンドーン フリー走行1=16番手/2=18番手
 一日を通して2台でいろいろなことを試し、タイヤについて学び、興味深い発見をした。ロングランでデグラデーションが大きかったことに、誰もが驚いていると思う。ここは例年デグラデーションが大きくなくて、レースを1回ストップで走り切れるんだけどね。だから今日はタイヤについて理解することに集中した。

 ただこのサーキットはオーバーテイクが難しいから、2回ストップを成功させるのは簡単ではない。実際デグラデーションがどういう状態になるのかを見ていくよ。日曜になれば多少ましになる傾向があるからね。

 やはり今年も1回ストップが主流になりそうだけど、興味深い展開になるといいね。

 今日はフェルナンドとトウの実験をした。ほんのわずかでもタイムをゲインすることが重要なんだ。今の時点では明日の予選がどうなるのかは分からない。

ランド・ノリス フリー走行1=13番手/2=−
 今日は楽しめたし、いい一日だった。

 一日のなかでF1マシンとF2マシンの両方に乗ったので、ふたつを比較するいい機会になった。F2マシンは走っていて楽しい。でもF1マシンの方が圧倒的に優れているんだ。F2カーは不安定で、急にアンダーステアからオーバーステアに変わったりする。F1カーの方が乗り心地がいい。

 違うカテゴリーのマシンに続けて乗るのは難しい。ミスをする可能性が出てくるが、それは避けたいからね。両方やるというのは理想的な状況ではないけれど、僕にとってF1はF2よりも大きな存在だ。もちろんF2でタイトルを取りたい。でも来年いい形でF1キャリアをスタートすることも同じぐらい重要だ。

 ふたつに参加していつもより忙しかったけど、問題なかったよ!



(autosport web)