【】ヒュルケンベルグ「2度目のスタートはアンチストールが作業してしまい最悪だった」:ハース F1第4戦決勝
4月9日
2024年F1第4戦日本GPの決勝レースが行われ、ハースのニコ・ヒュルケンベルグは11位、ケビン・マグヌッセンは13位でレースを終えた。
■ニコ・ヒュルケンベルグ(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=11位(52周/53周)
12番グリッド/タイヤ:ソフト→ハード→ハード
いずれにしても10位より上は狙えなかったと思う。(ルイス・)ハミルトンは角田(裕毅)の50秒も前方にいて、僕のペースはそこまで行けるほど速くはなかったからね。二度のスタートのうち、一度はうまく決まったが、もうひとつはアンチストールが作動してしまい最悪だった。いったい何が起きたのか、どうしてそうなったのか、しっかり調べる必要がある。
それ以降はとにかく全力で頑張った。中団グループの中では、ペースはかなりいい方だったからだ。1セット目のハードで長いスティントを走った後、2セット目は短めにできたので、僕の本来のスピードを示すことができた。今日のレースペースは、スタート前の予想より良かったという点でポジティブなものだった。これならひと安心といったところで、中国とそれ以降のレースに向けて期待が持てそうだ。
■ケビン・マグヌッセン(マネーグラム・ハースF1チーム)
決勝=13位(52周/53周)
18番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ハード
一時はトップ10圏内を走っていた。周囲の人たちの戦略によるところもあるから、それが現実的な順位だったかどうかは分からない。でも、自分なりに頑張ってはいたんだ。
ドライバーによっては、赤旗のおかげでハードからハードへの交換が可能になった者もいたが、僕は手持ちのタイヤの関係でミディアムからハードにつなぐしかなくて、その点では厳しかった。しかも厄介なことに、ハードを履いた最後のスティントに向けてのピットストップも、かなり早めになってしまったからね。今回もレースではいいところ、あるいはその近くにいた。そのことには勇気づけられたし、今後のレースでポイントを争うことは可能だという希望を与えられたよ。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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