【】アルボン「デグラデーションが本当にひどくて苦戦。入賞圏外への転落には驚いた」ウイリアムズ F1第13戦決勝
8月1日
2023年F1第13戦ベルギーGPの決勝レースが行われ、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンは14位、ローガン・サージェントは17位でレースを終えた。
■アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=14位(44周/44周)
序盤は好調だった。ところが、ミドルスティントでポイント圏外へ転落してしまったのには、自分でもちょっと驚いたよ。デグラデーションが本当にひどくて苦戦したんだ。全体としてトリッキーな週末になり、レースもその例に漏れなかった。
ローダウンフォースのクルマでここを走るのは楽しいものだけど、セクター2でのタイヤの消耗が激しすぎた。特にミディアムでのこのデグラデーションの大きさは、ひとつの警鐘と受け止めるべきだろう。セクター2でライバルを抑えるにはタイヤを酷使するしかなく、かといってタイヤのマネージメントをしようとすると、すぐに背後のクルマからの攻撃にさらされるという悪循環に陥っていた。
どうしてこの週末にこれほど苦戦したのか、課題として持ち帰って検討する必要がある。なぜかと言えば、モンツァでもこれと同様のダウンフォースレベルになるはずで、次に僕らがポイントを手にするチャンスが訪れるのも、モンツァだと考えられるからだ。この週末の経験からしっかりと学んで、僕らに向いているはずのサーキットで、また同じ問題を抱えないようにしたい。
■ローガン・サージェント(ウイリアムズ・レーシング)
決勝=17位(44周/44周)
最初の4〜5周はとても良かった。ただ、1回目のストップのタイミングが遅すぎたようで、多くのクルマにアンダーカットされて後方に沈んでしまった。その点はちょっと残念だったね。
ミディアムタイヤを履いてからは、ひどいデグラデーションに苦しみ、コースに復帰した位置も良くなかった。ちょうどバトルをしている集団の中に入ってしまったんだ。チームのどちらにとってもタフな一日になり、どうしてこういうことになったのか、課題として持ち帰って解明する必要がある。言うまでもなく、残念ながらこの週末は期待したような展開にはならなかった。
すぐに態勢を立て直し、この休みの間にリフレッシュして、もっと上を狙えるようになって後半戦に臨みたい。
(autosport web Translation:Kenji Mizugaki)
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