
【】アルボン12番手「クラッシュとトラブルで走行時間が足りず自信喪失」レッドブル・ホンダ【F1第4戦予選】
8月2日
2020年F1イギリスGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは12番手だった。
午前FP3開始直前にアルボン車のデータに不具合が検知されたため、ホンダは予防的措置でバッテリーの交換を行うことを決定。アルボンはセッション最初の45分間は走行することができず、十分な準備ができないまま予選に臨んだ。シーズン2基目のエナジーストアが投入され、ペナルティは受けない。
アルボンは、予選Q1では1分26秒565で10番手、Q2では1分26秒545をそれぞれソフトタイヤでマークした。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボン 予選=12番手
昨日は強さを感じ、今日よりもずっと好調だった。とはいえ、忘れたい週末と言うつもりはない。レースは明日だからね。
FP3で走行時間を失い、予選を前に少し遅れを取ったかたちになり、うまくリズムに乗れなかった。ここは風に苦労させられる。常に風の状態が変わり、それによってバランスが変化するので、微調整が必要になるんだ。
Q2は僅差で何台もが並ぶ状況で、ほんのわずかなタイム差がグリッドポジションにおいて大きな差になってしまい、それで敗退することになった。
これが現実だから受け入れるしかないが、明日はスタートタイヤを自由に選べるので、それをうまく活用し、たくさんのポイントを稼ぎたい。
(予選後の会見で、金曜のクラッシュと土曜のトラブルで走行時間を失った影響があるかと聞かれ)それがマイナスになっているのは間違いない。金曜にはクラッシュはしたが、ペースはよかった。でも今日はバランスの変化に苦労し、マシンの力を最大限引き出すことができなかった。
マシンがよくなってきているのは間違いない。ただ、僕に関しては、金曜は自信を持って走れたのに、今日はそういう状態だったと断言はできない。走行時間が足りず、ペースを引き出すための自信も足りなかった。
(autosport web)
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