【】「トロロッソ/アルファタウリF1の目標はトップ5入り」とチーム代表。レッドブルとの技術提携が武器に
1月13日
トロロッソ/アルファタウリのチーム代表フランツ・トストが、2020年にはF1コンストラクターズ選手権ランキング5位以上を狙うと語った。
2006年にF1デビューを果たしたスクーデリア・トロロッソは、2020年にレッドブル社のファッションブランド『アルファタウリ』をチーム名に採用し、新たなスタートを切る。
トロロッソ・ホンダは2019年、2回の表彰台を獲得し、チーム史上ベストタイのランキング6位を獲得した。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとして参戦する2020年、チームはさらに上を目指すことができると、トストは自信を持っている。
チームはダニール・クビアトとピエール・ガスリーという、2019年のドライバーラインアップを維持、比較的経験あるふたりを走らせることが、チームの向上をよりたやすくすると、トストは語った。
「我々のチームが、これほど経験豊かなドライバーペアを走らせるのは初めてのことだ。あとは競争力の高いマシンを用意できるかどうかだと思っている」とトストはRACERに対してコメントした。
「さらに一歩前進したい。目標ははっきりしている。パフォーマンスを向上させて、コンストラクターズ選手権でトップ5に入らなければならない」
ルノーと戦えることを期待しているというトストは「どのチームがより優れたマシンを作るかで勝負が決まる」と述べている。
「どのチームがニューマシンで一番大きな進歩を果たせるか、どのチームがシーズンを通して一番うまくマシンを開発していくかだ。私はそれをするのがアルファタウリであることを願っている」
より豊富な資金を持つマクラーレンやルノーと中団トップの座をめぐって戦うのは簡単なことではないが、アルファタウリにとっては、レッドブル・レーシングとの強固な技術提携が有利に働くと、トストは言う。
「(2019年には)2018年と比べてすべてのエリアで大きく進歩した。空力面で改善したし、レッドブル・テクノロジーのおかげでメカニカル面でも良くなった。フロントおよびリヤのサスペンションは前年と同じものを使い、ギヤボックス、ハイドロリックシステムはレッドブル・テクノロジーのものを使った。それが信頼向上に役立った」
「車両の性能が大きく向上した。新しいソリューションを見つけ出したのだ」
「タイヤの使い方、管理の仕方についての理解を深めたし、レースチームも大きく前進し、ピットストップもよくなった。ただ、幾分浮き沈みがあったから、その部分は課題といえるだろう」
「また、ドライバーは3人全員が非常に優秀だった」
「長期的なパートナーがいると、協力し合って働いているうちに互いへの理解が深まる。2020年もレッドブル・テクノロジーの協力を得て、我々チームがさらに一歩前進できると考えている」
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(autosport web)
スクーデリア・トロロッソ 関連記事
- 「レッドブルの将来のため、6戦でローソンの力を見ることは重要」リカルド解任の辛い選択についてホーナーが語る
- RBで走ることを2週間前から知っていたローソン「リカルドのことを思うと、シンガポールを楽しめる心境ではなかった」
- F1ラストレースと噂されるリカルドが涙「おとぎ話の結末ではないが、誇りに思う」最速ラップとベストドライバー賞達成
- 角田裕毅12位「スタートの悪さで入賞を逃した」1周目に後退、後半追い上げも挽回ならず。チームは問題を深刻視
- 角田裕毅が予選8番手「久々のQ3進出。この瞬間を待っていた! 最終ラップは完璧でなかったが、それでも大きな成果」
- 角田裕毅4番手「いつも以上に予選が楽しみ。ポジティブな初日で、さらに改善する余地もある」:RB/F1第18戦