【】3番手フェルスタッペン、1秒差に動じず「決勝ではメルセデスを少しでも苦しめたい」レッドブル・ホンダ【F1第4戦予選】
8月2日
2020年F1イギリスGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは3番手だった。
フェルスタッペンは土曜午前のFP3において1分26秒173で3番手、予選Q1で1分26秒115、Q2で1分26秒144、Q3で1分25秒325とすべて3番手タイムを記録した。ルイス・ハミルトン(メルセデス)のポールポジションタイムとの差は1.022秒だった。
決勝はQ2で自己ベストタイムを出したミディアムタイヤでスタートする。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
全体的に見て、いい予選だったと思う。マシンの力を最大限に引き出したし、Q3最後のラップはうまくいった。ただ、最初から分かっていたことだけど、メルセデスはこの数戦同様、あまりにも速かった。だから僕は3番手に満足している。明日戦うチャンスがある位置なので、クリーンなスタートを決めて、プレッシャーをかけ続けたい。
ここでは風が大きな影響を及ぼす。今のF1マシンは風の影響を受けやすいんだ。昨日は低速コーナーでとても苦労した。でも僕らはマシンについて学び続け、改善するために努力している。いい方向性を見つけたと思う。今週末は挙動の予測不能な部分が減ったと感じるし、今日は走っていて楽しかった。
今日はこれ以上の結果を出せたとは思わないが、明日どうなるか見ていこう。少なくとも3番手は維持して、大量にポイントを稼ぎたい。とはいえ、本当はいつだってもう少し上を望んでいるんだけどね。
(FIAの記者会見で語り)メルセデスとのギャップはとても大きいが、別に驚かなかった。彼らは今年ずっと圧倒的な強さを示しているからね。僕は今日ずっと3番手につけているし、これ以上のことができたとは思わない。Q3最後のラップは、最終コーナーで乱れてしまったが、それでもかなりいいラップだった。
とにかくギャップが大きいから、ベストを尽くしていくだけだ。今の僕らの位置は3番手なんだ。
(決勝でメルセデス勢の間に割って入れると思うかと聞かれ)普通に考えれば無理だろうけど、いいスタートを切って、マシンの力を最大限に引き出して、ベストを尽くしていく。
決勝では差は縮まる。彼らと戦えると言うつもりはないけれど、(3番グリッドから)何ができるか見ていこう。後ろのマシンのことは心配していない。ひたすら自分のレースをして、メルセデスにプレッシャーをかける。
(前戦ハンガリーGPと比較してマシンはよくなったかと聞かれ)ハンガリーに比べると、間違いなくよくなった。もちろんまだ改善すべき点は残っているから、そこに取り組んでいく。今はバランスの向上に取り組み、そこからパフォーマンスを向上させようとしている。どの部分からそれを実現できるのかは分かっているので、いろいろなパーツをマシンに入れて、速さを見つけようとしているんだ。
(autosport web)
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