XPB Images

【】F1パワートレイン事情:標高が高いサーキットでもライバルに優位性をもつホンダのパワーユニット

11月15日

 F1第20戦メキシコGPの舞台であるエルマノス・ロドリゲス・サーキットがあるメキシコ・シティと、第21戦サンパウロGPが行われたインテルラゴス・サーキットは、どちらも標高が高い。インテルラゴスは約800メートルで、メキシコ・シティは約2250メートルあり、今シーズンの全23戦中、最も標高が高いサーキットのふたつとなっている。

 標高が高くなると大気圧が下がり、空気が希薄になるため、燃焼できる酸素が減少する。一般的に、標高が100m上がると、エンジン出力は約1%低下する。つまり、海抜0メートルのサーキットと比べると、メキシコではエンジン出力が約22%低くなる。

 そうなると、標高が高いサーキットでは特別な調整が必要となる。


…記事の続きは一般会員登録後閲覧できます。

この記事は一般会員専用のコンテンツとなります。

※月額216円の一般会員登録を行う事で、F速独自の連載コンテンツを閲覧することができます。

※プレミアム500会員は、一般(216円)+プレミアム会員(324円)が一つの契約で一括登録される会員状態となります。プレミアム会員に登録すると、厳選されたF速本誌の最新記事をお楽しみいただけます。
会員登録ページへ
※会員登録後、本文記事が表示されない場合、ページの更新をお試しください。