最新記事
- アストンマーティン加入のニューウェイは2026...
- 3年以上の在籍はふたりのみ。交代激しいF1チ...
- 「他のシナリオを考える必要はない」移籍の話...
- 「夢は裕毅を長くF1で戦わせること」精力的に...
- 角田のトルク問題は「ドライバーの好みに合わ...
- アイルトン・セナの初優勝から40年。伝説が生...
- 「イモラとモンツァの共存は難しい」とF1ドメ...
- 2026年F1パワーユニット規則を支持するメルセ...
- サウジアラビア、F1チーム運営への野望を抱く...
- ぶっつけ本番でドライブ。ミディアムで自己ベ...
- V10エンジン復活賛成論に見える2026年PUの開...
- 複数の電子機器問題に対処しながら2位を維持...
F1技術解説エミリア・ロマーニャGP編(2):戦闘力上げたメルセデスの新型ディフューザー
2021年4月28日
2021年F1第2戦エミリア・ロマーニャGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察、印象に残った変更等について解説する(全2回)。第2回ではメルセデスが導入した新しいディフューザーを取り上げる。
────────────────────────────────
開幕戦のメルセデスは、予選でレッドブル・ホンダにコンマ4秒もの大差をつけられた。ところが3週間後の第2戦ではポールポジションを奪い返し、敗れたとはいえレースでも互角に戦える速さを披露した。1レースだけでチーム力を判断してしまうのがいかに愚かなことか、われわれは肝に銘じるべきであろう。
ではメルセデスは今季も、レッドブル・ホンダをしのぐ最強のマシンなのだろうか。おそらく、そこまで言い切るのは早計であろう。ローレーキコンセプトのハンデキャップが、あまりに大きすぎるからである。イモラでのパフォーマンスは、コース特性がメルセデスマシンにより合っていたからだった。そしてルイス・ハミルトンがポールポジションを獲得できたのは、マックス・フェルスタッペンが区間ベストをまとめきれなかったからに他ならない。
とはいえW12の戦闘力が上がったのは、紛れもない事実である。根本的なマシン改良ができないのなら、各サーキットに合わせたセッティングを煮詰めるしかない。開幕戦終了後、バルテリ・ボッタスは英国ブラックリーのファクトリーにこもり、「シミュレーターを操作しながら、何回セッティングを変えたことか。途中で数えるのはやめたよ」というぐらい、作業に集中した。
それと並行し、メルセデス技術陣はイモラに新仕様のディフューザーを投入した。具体的にはストレーキと呼ばれる整流板に入っていた切り欠きが、イモラ仕様ではなくなっている(黄色矢印参照)。
左右のストレーキが起こす渦流の良し悪しが、ディフューザーのダウンフォース量を大きく左右すると言ってもいい。メルセデスは今回の形状が、より効果的だと判断したのだろう。
この記事は f1i.com 提供の情報をもとに作成しています
(翻訳・まとめ 柴田久仁夫 / autosport web)
関連ニュース
4/18(金) | フリー走行1回目 | 22:30〜23:30 |
フリー走行2回目 | 26:00〜27:00 | |
4/19(土) | フリー走行3回目 | 22:30〜23:30 |
予選 | 26:00〜 | |
4/20(日) | 決勝 | 26:00〜 |


1位 | ランド・ノリス | 77 |
2位 | オスカー・ピアストリ | 74 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 69 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 63 |
5位 | シャルル・ルクレール | 32 |
6位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 30 |
7位 | ルイス・ハミルトン | 25 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 18 |
9位 | エステバン・オコン | 14 |
10位 | ランス・ストロール | 10 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 151 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 93 |
3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 71 |
4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 57 |
5位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 20 |
6位 | ウイリアムズ・レーシング | 19 |
7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 10 |
8位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 7 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 6 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 6 |

