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ラッセルが今季3度目のPP。好調ハミルトンが2番手。ルクレールは失意のクラッシュ【予選レポート/F1第7戦】

2026年6月14日

 6月23日(土)、2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGPの予選が行われ、ジョージ・ラッセル(メルセデス)が今季3回目/通算10回目のポールポジションを獲得した。2番手はルイス・ハミルトン(フェラーリ)、3番手はアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)となった。


 ホンダ製パワーユニット(PU)で戦うアストンマーティン勢は、ランス・ストロールが21番手、母国戦を迎えたフェルナンド・アロンソが22番手となった。


 スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで迎えた今季7戦目。決勝のスターティンググリッドを決める公式予選は、気温31度、路面温度52度、湿度31パーセントというコンディションで、18分間のQ1より開始された。

■Q1:ハミルトンが最速。スペインの英雄アロンソは最後尾に

 大勢の観客がこのQ1で最も注目したのは、スペインの英雄アロンソの走りに違いない。そのアロンソはコースイン直後、観客の声援に応えるべく、マシンから手を振った。


 序盤の5分間は、ハース、ウイリアムズ、キャデラック、アストンマーティンのみが走行。このうち、ハースの2台はミディアムタイヤでチェックランを終えた。


 残り13分を切ってから、上位チームもコースへ。各車最初のアタックを終えると、トップにつけたのは1分15秒625を記録したハミルトンだった。


 フリー走行3回目で最速タイムを刻んだラッセルは0.092秒差の暫定2番手につけ、0.339秒差の3番手に、今回からブレーキディスクをブレンボ製からカーボン・インダストリー製に変更したシャルル・ルクレール(フェラーリ)が続いた。


 一方、アロンソと同じくスペイン出身のカルロス・サインツ(ウイリアムズ)はターン1でコースオフ。またストロールはターン10でコースオフを喫したが、2台ともにコースに復帰している。


 セッション終盤、Q2進出安全圏内の上位勢を除く10台はがタイヤを換えて再びコースに入った。国際映像は暫定21番手につけるアロンソをフォーカスするが、1回目のアタックを終えた時点で暫定16番手のサインツから1.179秒遅れだった。


 最終アタックを終え、サインツが16番手でQ2進出を極める一方で、スペインファン注目のアロンソはタイムが伸びない。一方で、チームメイトのストロールがアロンソを0.057秒上回り21番手に浮上。アロンソのベストタイムは1分18秒815となり、トップのハミルトンから3.190秒差、スペインの後輩サインツから1.934秒差の最後尾22番手で土曜日の予選を終えた。


 これでQ1敗退は17番手エステバン・オコン(ハース)、18番手アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)、19番手セルジオ・ペレス(キャデラック)、20番手バルテリ・ボッタス(キャデラック)、21番手ストロール、22番手アロンソの6台となった。

2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

■Q2:ラッセルが首位。決勝へ向けてタイヤ温存の動き

 続く15分間のQ2。序盤はマクラーレン勢、アルピーヌ勢、サインツ、ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)、ベアマンという7台がユーズドタイヤでコースイン。そんななか、序盤から新品を履いたラッセルが1分15秒228を記録して暫定首位につける。


 各車1回目のアタックを終えて、0.053秒差の2番手にルクレール、0.067秒差の3番手にアントネッリ、0.190秒差の4番手にハミルトンと、ここまではメルセデスとフェラーリが好調ぶりを見せつける。


 新品タイヤに履き替えたマクラーレン勢は早めのタイミングで2度目のアタックに入った。ランド・ノリス(マクラーレン)はセクター3で全体ベストを更新し、ラッセルから0.133秒遅れの4番手に。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)は0.290秒遅れの7番手につけた。


 最初のアタックでトップ10入りし、Q3進出は硬いと読んだメルセデス、フェラーリ、レッドブルの計6台はQ2後半はコース入りせず、Q2前半にユーズドタイヤを履いた7台同様、決勝に向けてソフトタイヤを温存する動きを見せた。


 事実上、トップ4チーム以外の中堅チームがQ3進出の2席を争う状況となったQ2終盤のアタック合戦では、リアム・ローソン(レーシングブルズ)が8番手、ヒュルケンベルグが10番手タイムを刻み、Q3進出を決めた。


 Q2敗退の6台は、11番手アービッド・リンドブラッド(レーシングブルズ)、12番手ガブリエル・ボルトレート(アウディ)、13番手フランコ・コラピント(アルピーヌ)、14番手ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、15番手オリバー・ベアマン(ハース)、16番手サインツとなった。

2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)

■Q3:ラッセルがPP獲得。ハミルトン2番手の一方でルクレールがクラッシュ

 ポールポジションを決める最終Q3は13分間。セッション前半はヒュルケンベルグ、ローソンを除く8台が新品タイヤを履いた。


 そんななか、Q3最初のアタックに入ったルクレールがターン4でバランスを崩し、アウト側のタイヤバリアにクラッシュ。残り8分30秒時点でQ3は赤旗中断となった。ルクレールにとっては前戦モナコGPに続き、Q3をクラッシュで終わる事態となった。

2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP Q3でクラッシュしたシャルル・ルクレール(フェラーリ)

 この赤旗中断前にタイムを記録できたのは1分15秒176を記録したピアストリ、0.152秒差のフェルスタッペンの2台のみだった。セッション再開直後、アントネッリ、ハジャー、ラッセル、ハミルトンの4台はタイヤを換えず、ユーズドタイヤで1周のタイム出しに入った。


 そんななか、3周ユーズドのラッセルが1分15秒145を記録。新品アタックだったピアストリを0.031秒を上回る好走で暫定首位につけた。


 残り3分、ユーズドを履くローソンとヒュルケンベルグを除く7台がニュータイヤで最後のアタックに入った。真っ先にアタック入りしたアントネッリは1分14秒998を記録して暫定首位につける。


 ただ、その後ろからアタックに入ったラッセルがセクター2&3で全体ベストを更新。アントネッリを0.319秒上回り今季3回目/通算10回目のポールポジションを獲得した。さらに、ハミルトンが0.064秒差の2番手に続き、アントネッリは3番手で予選を終えた。


 以下、4番手ノリス、5番手フェルスタッペン、6番手ハジャー、7番手ピアストリ、8番手ローソン、9番手ヒュルケンベルグ、そしてQ3ノータイムのルクレールが10番手となった。


 2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP、66周の決勝レースは日本時間14日22時(現地時間15時)にスタートが切られる予定だ。

2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)
2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
2026年F1第7戦バルセロナ・カタルーニャGP アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)


(Text:autosport web)


レース

7/17(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/18(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/19(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ベルギーGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ204
2位ルイス・ハミルトン159
3位ジョージ・ラッセル154
4位シャルル・ルクレール126
5位ランド・ノリス103
6位オスカー・ピアストリ92
7位マックス・フェルスタッペン91
8位アイザック・ハジャー60
9位ピエール・ガスリー42
10位リアム・ローソン39

チームランキング

※ベルギーGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム358
2位スクーデリア・フェラーリHP285
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム195
4位オラクル・レッドブル・レーシング151
5位BWTアルピーヌF1チーム61
6位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム61
7位TGRハースF1チーム21
8位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム11
9位アウディ・レボリュートF1チーム10
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム1

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第10戦ベルギーGP 7/19
第11戦ハンガリーGP 7/26
第12戦オランダGP 8/23
第13戦イタリアGP 9/6
第14戦スペインGP 9/13
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