満を持してアップグレードのメルセデスが苦戦、“今季最も厳しい金曜日”に。「セパンのコンディションで改善を生かせず」
2026年10月3日
2026年F1バーレーンGP(マレーシア開催)の金曜、メルセデスのジョージ・ラッセルはフリー走行1=2番手/フリー走行2=7番手、アンドレア・キミ・アントネッリはフリー走行1=5番手/フリー走行2=8番手だった。FP2ではふたりともソフトタイヤでの唯一のアタックラップでミスをしたため、上位に入るタイムを出せなかった。
今回メルセデスは、5月のカナダGP以来初の大規模なアップグレードを投入した。FIAに申告されたアップデートコンポーネントは、フロアボード、フロアリーディングエッジ、フロアコーナー、フロアボディ、リヤサスペンション、リヤコーナー、リヤボディワークの7点に上る。

チーム副代表のブラッドリー・ロードは、一日を振り返り、「おそらく、今季ここまでで最も厳しい金曜日の1つだった」とF1のインタビューにおいて語った。
「勢力図は、(メルセデスが圧倒的な速さを見せた)先週末のバクーというより、例えば(メルセデスが苦戦した)ハンガリーのような場所で見られたものにかなり近いように見える」
「(アップグレードについての)ドライバーからのフィードバックはポジティブだった。高速コーナーなどでは、より大きなダウンフォースを感じているという。しかし、このアップデートによって最も機能する状態でマシンを走らせる必要がある。今夜は大量のデータを精査し、すべてを正しい方向に進めるため、多くの作業を行うことになる」
「今週末ここでアップデートを元に戻すという選択肢はない。つまり、今あるものを最大限に生かす必要がある」
「ロングランは全体的に非常に接近している。異なるタイヤでFP1とFP2の両方を見ると、おそらく(レッドブルのマックス・)フェルスタッペンが頭ひとつ抜けていた。しかし、そのすぐ後ろはかなり接戦のように見える。我々もその争いの中にいるので、いくつかの点を改善できれば、そこから一歩前進できるだろう」
■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
フリー走行1=2番手(1分37秒903:ソフトタイヤ/25周)/フリー走行2=7番手(1分38秒020:ミディアムタイヤ/28周)

「ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットで初めて走ることができて、本当に素晴らしい経験をした。ここで走ったことはこれまで一度もなかったが、これほど象徴的な場所で走ることができてとてもうれしい。チームとしてここで受けているサポートも素晴らしいので、今日来てくれたファン、これから足を運んでくれるファンの皆に感謝したい」
「この気温が高いコンディションに加え、攻撃的な路面とサーキットの特性によって、プラクティスを通してタイヤのデグラデーションは大きかった。週末を迎える前から予想していたことではあるが、タイヤのオーバーヒートが大きいため、アップデートによって追加したダウンフォースによるパフォーマンス向上が、やや打ち消されている。マシンは普段とはかなり異なるウインドウで作動しており、今日のところは必要な状態に持っていくことができなかったと思う。今夜のうちにその問題を解決できるよう取り組みたい。うまくやれれば、残りの週末はトップ争いに加われると期待している」
■アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス-AMG・ペトロナス F1チーム)
フリー走行1=5番手(1分38秒580:ソフトタイヤ/23周)/フリー走行2=8番手(1分38秒060:ミディアムタイヤ/28周)

「マレーシアでの初日は、まずまずの一日だった。ペトロナス・セパン・インターナショナル・サーキットは、走っていて本当に素晴らしいコースだった。 高速で流れるようなレイアウトで、とてもクールだ」
「両セッションで多くの周回をこなし、プログラムすべてに取り組むことができた。ここに持ち込んだ新しいアップデートを理解するうえで役立つデータだけでなく、マレーシアでの週末の残りに向けて改善を進めるためのデータも大量に集めた」
「とはいえ、まだやるべきことは多い。レッドブル勢が1周のペースでもロングランでも最速に見える。燃料搭載量が多い状態では、マクラーレンとフェラーリも競争力を見せている。今日はコースのグリップがかなり低かったが、土曜日と日曜日に向けて改善する可能性が高い。今夜、セットアップを改善するため懸命に作業し、明日午後の予選でベストを尽くす」
(autosport web)
| 10/9(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
| スプリント予選 | 結果 / レポート | |
| 10/10(土) | スプリント | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/11(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 340 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 238 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 229 |
| 4位 | マックス・フェルスタッペン | 221 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 215 |
| 6位 | ランド・ノリス | 201 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 138 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 97 |
| 9位 | リアム・ローソン | 75 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 41 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 578 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 444 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 339 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 332 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 100 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 68 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 30 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 23 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 12 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 7 |


