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キャデラックはブコウスキー新代表体制での初戦。ペレスが15位完走「ウイリアムズの前でフィニッシュし、収穫があった」

2026年8月25日

 2026年F1第12戦オランダGPの決勝レースが行われ、キャデラックF1チームのセルジオ・ペレスは15位、バルテリ・ボッタスはリタイアでレースを終えた。

 キャデラックでは、サマーブレイクの間にチーム代表がグレアム・ロードンからマルチン・ブコウスキーに変更になった。そのためこのオランダGPは、ブコウスキー代表体制での最初のレースとなった。

マルチン・ブコウスキー代表(キャデラック)
2026年F1第12戦オランダGP木曜日 取材を受けるマルチン・ブコウスキー代表(キャデラック)

 ペレスは、予選後にマシンのサスペンションのセットアップをFIAのテクニカルデリゲートの許可なく交換した。この行為はF1のレギュレーションのB3.5.4に違反しており、セットアップの変更もB3.5.3に反している。そのためペレスはB3.5.3bに則ってレースをピットレーンからスタートした。レース序盤の赤旗中断時にソフトタイヤからハードタイヤに履き替え、レース中盤の29周目には2セット目の新品ハードを投入。レース後半の52周目にはソフトタイヤに交換し、最後はアトラシアン・ウイリアムズF1チーム勢の同士討ちに乗じて順位を上げ15位で完走した。

 一方ボッタスはハードタイヤでスタートし、中断時に早くも2セット目の新品ハードに交換。28周目にユーズドのハードに履き替え、レースの大半をハードタイヤで走ることになった。19番手走行中の51周目にソフトタイヤに交換したボッタスだったが、油圧のトラブルが発生したためリタイアを強いられた。

 ブコウスキーは、「ザントフォールトでは、変わりやすいコンディションのなかで戦略に関する複雑な判断をいくつも下さなければならず、私にとっては波乱に富んだ、そして改めて多くのことを学ぶ復帰戦となった」と初戦を振り返った。今後に向けては、「現場に戻れたことを嬉しく思っているし、多忙なグランプリの週末の間、懸命に働いてくれたチームに感謝している。ペースや信頼性などの取り組むべき課題はあるが、必ずや改善していけるはずだ」と期待を寄せた。

■セルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)
決勝=15位(70周/72周)
ピットレーン/タイヤ:ソフト→ハード→ハード→ソフト

セルジオ・ペレス(キャデラック)
2026年F1第12戦オランダGPドライバーズパレード セルジオ・ペレス(キャデラック)

「ピットレーンからスタートしたのは正しい判断だったと思うし、レースを通していい進歩があった。力強いペースがあって、1周目にバルテリの後ろに詰まってしまったものの、その後はオーバーカットを成功させて前に出ることができた。残念ながらバーチャルセーフティカーのタイミングには少し不運で、それまで築き上げてきたチャンスを逃すことになった」

「それでもなんとかウイリアムズの前でフィニッシュできたし、収穫があった。僕たちは常にベストを尽くしているし、今日はいいペースを見せ、前進することができた」

■バルテリ・ボッタス(キャデラックF1チーム)
決勝=DNF(61周/72周)
21番手/タイヤ:ハード→ハード→ハード→ソフト

バルテリ・ボッタス(キャデラック)
2026年F1第12戦オランダGP バルテリ・ボッタス(キャデラック)

「残念ながら、リヤウイングに影響を及ぼす油圧のトラブルに見舞われた。チェコ(編注:ペレスの愛称)も今週末の早い段階で同じ問題を経験していて、今回は残り周回わずかというところで僕たちも同じ目に遭った。残念だけど、チームはこの問題を解決できると確信している。レース自体については、第1スティントではウイリアムズに近づくことができたのでまずまずの内容だったけれど、第2スティントでは学ぶべきことがあった。今週末のすべてを分析し、次のモンツァに集中したい」



(Text : autosport web)


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