最新記事
- 角田裕毅への『処罰なし』の裁定にアウディが...
- ランド・ノリスが語る『LN4フュージョン』。...
- 角田裕毅の10位入賞が確定。正しかったグリッ...
- 【F1イタリアGP決勝の要点】惨敗のフェラーリ...
- 【ポイントランキング】2026年F1第13戦イタリ...
- 歓喜の涙。アントネッリが19番手から母国初優...
- 【正式結果】2026年F1第13戦イタリアGP 決勝
- 「アルピーヌの直線スピードは際立っていた」...
- 「今日はチャンスがあるかもしれないと思った...
- 0.060秒差でポールを逃したラッセル。メルセ...
- 判事の独立性を疑うブリアトーレ。マクラーレ...
- 角田裕毅、要求が厳しいモンツァで予選17番手...
「ホンダと我々の間に緊密な協力関係が築かれた」アストンマーティンの進歩はマシンだけにあらず【代表のコメント裏事情】
2026年7月31日
2026年F1第11戦ハンガリーGPでは、アストンマーティンのエイドリアン・ニューウェイ(チーム代表兼マネージング・テクニカル・パートナー)が今年の開幕戦オーストラリアGP以来久しぶりにメディアの前に現れ、国際自動車連盟(FIA)の記者会見に出席しメディアの取材に応じた。
FIAが記者会見にニューウェイを招いたのは、アストンマーティンがBスペックマシンとも言えるほど大規模なアップデートをハンガリーGPに投入したからだ。まずニューウェイはアップデートされたマシンについて、こう語った。
「シャシーもレイアウトもフロントサスペンションも同じであるという点で、これは進化形と言える。つまり、主に空力面での進化だ。2月のバルセロナで発表された新車は、開発時間が非常に不足していた。だから、一歩引いて状況を把握し、このパッケージを前に進めていくことに注力した」
その新車のコース上でのパフォーマンスについて、ニューウェイはこう続けた。
「まだ1セッションしか見ていないが、暫定的な結果は有望だ。ただ、今回のアップデートはパッケージの一部に過ぎない。ザントフォールトでさらに改良を加え、モンツァやバクーでもさらに進化させる予定だ。つまり、ハンガリーGPは計画されているアップグレードの第一段階。パーツの数が非常に限られているため、慎重に扱いながら、そのすべてを把握しようと努めている」
ところが、会見前に行われたフリー走行1回目でランス・ストロールのリヤサスペンションに問題が発生した。今回のアップデートはマシンの軽量化が目的だったという説もあり、リヤサスペンションの信頼・耐久性に影響を与えたのではないかと言う者もいる。ニューウェイはこう語った。

「原因が特定されるまではコメントは控えたいが、問題が発生した箇所(リヤサスペンション)については、実際には変更は加えられていない。クラッディング(アームを覆う被覆材)などが異なるため、その部分に若干の変更が加えられただけだった」
アップデートされたのは、マシンだけではないとニューウェイは言う。
「本当に前進したのは、『(ホンダとの)関係』だと思う。まさに『惨憺たるスタート』としか言いようのない状況だったが、常にポジティブな面を探そうとするなかで、そこから得られたいい点は、ホンダと私たちアストンマーティンの間に非常に緊密な協力関係が築かれたことだ。我々はあらゆる分野でその関係をさらに深め続けている。関係性の観点から言えば、現在の進捗には非常に満足している。そして、通常、関係性が改善されれば、パフォーマンスも向上するものだ」

会見ではニューウェイに、アストンマーティン入りが噂されているクリスチャン・ホーナーに関する質問も飛んだ。ニューウェイはレッドブル時代にホーナーととともに仕事した仲だが、当時はホーナーがチーム全体をまとめる代表で、ニューウェイは技術部門をまとめるチーフテクニカルオフィサーだった。現在、アストンマーティンはニューウェイが技術部門をまとめるマネージング・テクニカル・パートナーであり、チームを束ねる代表も兼任しているため、いまのままではホーナーの居場所はない。ニューウェイもこう言う。
「クリスチャンに関するこうした噂は度々耳にする。だから、これ以上のコメントは控えたい。正直、その件については何も知らない。私が言えるのは、現在の経営陣に非常に満足しているということ。多少の微調整を行う可能性はあるが、アストンマーティンに在籍するスタッフについては、非常に満足している」
ニューウェイの言葉を信じれば、ホーナーのアストンマーティン入りは単なる噂なのかもしれない。しかし、シーズン序盤に招いた成績不振やパートナーであるホンダとの関係性について、アストンマーティンの経営陣が満足していないとすれば、ニューウェイには再びマネージング・テクニカル・パートナー職に専念してもらい、ホンダとの関係やチームのまとめ役としてホーナーを招聘することをニューウェイ抜きで経営陣が話を進めていても不思議はない。
ハンガリーGPの会見でニューウェイと同席したのは、メルセデスのシモーネ・レスタ(副テクニカルディレクター)とレッドブルのピエール・ワシェ(テクニカルディレクター)という技術者だった。これは、単なる偶然なのか。それとも、アストンマーティンのチーム体制変更の前触れなのか。夏休み明けに投入されるアップデートだけでなく、アストンマーティンの動向にも注目したい。


(Text : Masahiro Owari)
関連ニュース
| 9/4(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 9/5(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 9/6(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 267 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 201 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 191 |
| 4位 | ランド・ノリス | 171 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 155 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 127 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 116 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 71 |
| 9位 | リアム・ローソン | 51 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 41 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 468 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 346 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 287 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 204 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 75 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 62 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 16 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 3 |


