最新記事
- ウイリアムズ、高効率なアップデートで軽量化...
- フェルスタッペンのシンガポール初制覇をチー...
- GTWCに挑むマックス・フェルスタッペンが「勝...
- 日常生活の中にF1が。ダイソーとホンダ・レー...
- 「オリー、ナイスワークだ!」狭い市街地でチ...
- ウイリアムズF1、2027年は車名パターンを変更...
- カマラ、2027年のF1デビューに向けて「今は最...
- ハース、ラファエル・カマラとの契約を正式発...
- 記録ずくめの王手。アントネッリが史上最年少...
- 角田裕毅が10月末のインディカーテストに参加...
- レッドブルがメキース代表との契約を2031年ま...
- 劣勢のマクラーレンはマシン開発を継続、終盤...
「モリゾウさん、めちゃヤバいです」F1初走行の福住仁嶺が大興奮。“いつもと違う富士”で見た景色
2026年7月28日
富士スピードウェイで7月28日から行われているTGRハースF1チームのTPC(Testing of Previous Cars/旧車テスト)。この日午前のセッション途中で、坪井翔からマシンを引き継いだ福住仁嶺は、念願のF1マシン初ドライブを果たした。
慣れ親しんだ富士のコースで、スーパーフォーミュラなど比較する対象もあったからだろうか。福住はF1マシンの速さや強大なダウンフォースに驚きを隠さなかった。
「モリゾウさん聞こえますか? めちゃヤバいです。めちゃ速いです」
最初にマシンに乗ってコースに出た際、ピットで見守るROOKIE Racingのオーナー、モリゾウ(トヨタ自動車豊田章男会長)に福住はそう無線で語りかけたという。
同じくピットで見守っていたトヨタレーシング副会長で、GAZOO Racingではドライバー育成を担う中嶋一貴も、「最初のアウティングの後の無線、テンション高かったよね?」と夕方の取材セッションでは福住にツッコミを入れていた。
「話を聞いた時は泣きそうになった」という、F1マシンでの走行。福住の高揚は、走行前日にサーキット入りした時点から始まっていたという。
「そもそも昨日、サーキットに来た時も、なんかいつもとは違う富士にいるような感じで。F1のガレージにいるということが、すごく新鮮でした」と福住。早めにベッドには入ったものの、簡単には寝付くことができなかったという。
「そういうところからいろいろとプレッシャーとか緊張感が……正直、乗る前はかなりあったのですが、不思議と走り出してしまえばそういった緊張感は飛びましたし、思っていた感覚と大幅に違うところがクルマにもあり、最初のアウティングはびっくりすることはたくさんありました。『本当にこれ、ウエットだよな?』という感じで、とにかくストレートで感じたパワーは凄まじいものでした」
午前のセッションでは、記念撮影のため、終了後にホームストレートでマシンを止めた。その福住を出迎えたのは小松礼雄ハースF1代表だったが、その際に交わした言葉について記者から問われた福住は、「なんだったけな……とにかく僕からは『グリップもパフォーマンスも高いし、ストレートも速くて、もうヤバいです』と話したのは覚えていますが……」と興奮状態だった走行直後を振り返った。

一方で福住は冷静に、自分がF1ドライブにたどりついた背景とその意味を、次のように語っている。
「ヨーロッパで3年ほどホンダの育成ドライバーとしてやらせていただいて、いろいろと挫折も味わい、モチベーションも下がってしまう時もありました。そういうのもあって日本に戻ってきて、改めて国内でずっと頑張ってきたおかげで、こういうふうにチャンスをいただきました」
「本当に周りの環境もすごい良かったし、感謝しないといけないのですが、自分もここまで頑張ってきたからこそもらったチャンスだと思うので、これが他のドライバーであったり、これから上がってくる若手だったり、そういう子たちの刺激になってくれればいいなと思います」
福住自身も、5月にROOKIE Racing移籍後初めてとなるスーパーフォーミュラでの優勝という大きな実績を残しているが、同時に今季強化されたトヨタGRとハースF1との提携も大きな要素となり、“夢”に近づけている実感があるという。
「現実的にいろいろと難しいなと思っていた、ある意味“夢”みたいなところが、もしかしたらより近づいているのではないかという期待もすごく感じますし、実際にこうして『いつかは本番の舞台で』というふうに感じられるような環境で(テストに)乗せていただいたと思っています。僕らは今年で30歳になってしまうので、若手でもありませんが、僕らだけではなく、ヨーロッパで頑張っている若手にも、すごくチャンスを与えているのではないかと感じます」

■判断が難しい「スリックへの切り替え」にも応える
福住のF1初乗りを見守った一貴副会長は、「彼の実力を充分に知っているつもりなので、皆さんと同様、別に驚きはありません。『これぐらい走るだろうな』と思っている通りだったのではないかと思います」と、その走りを評価。午前のセッションではウエットタイヤからスリックタイヤへの切り替えという難しい局面もあったが、そこは富士での経験が豊富であることが、ポイントにもなったという。
「外から見ていると、(富士を)知らないドライバーだったらスリックは不安になるようなコンディションだったと思います。ただ、そこは富士をよく知っているドライバーということで、自信を持って任せられるくらいの信頼感を最初から持てていたと思いますし、それにはちゃんと応えてくれたのではないかと思います」
午後は結局ウエット路面へと戻ってしまい、そこで福住は23周の周回は重ねたものの、ドライ路面で燃料量が少ない状態でのニュータイヤのアタックはきちんとこなせてはいない。一貴副会長も「細かいパフォーマンスは正直、今日の段階では何も言えないかなと思うので、それは明日以降、コンディションが許せばもっともっと見えてくると思います」と、2日目の福住のパフォーマンスにも期待を寄せた。
2日目となる29日も、午後を中心に雨の可能性が予報されていることから、午前中のセッション3では坪井、福住の両名をマシンに乗せる予定だという。良好なコンディションとなり、ふたりがそれぞれのパフォーマンスを思い切り発揮できること願いたい。

(Kazushi Nakano / autosport web)
関連ニュース
| 10/9(金) | フリー走行 | 結果 / レポート |
| スプリント予選 | 結果 / レポート | |
| 10/10(土) | スプリント | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 10/11(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 340 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 238 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 229 |
| 4位 | マックス・フェルスタッペン | 221 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 215 |
| 6位 | ランド・ノリス | 201 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 138 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 97 |
| 9位 | リアム・ローソン | 75 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 41 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 578 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 444 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 339 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 332 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 100 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 68 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 30 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 23 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 12 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 7 |


