最新記事
バーレーン皇太子はグランプリ開催に向け奔走も、サーキット近くの米軍基地が攻撃を受ける。F1カレンダーの最終決定は9月末か
2026年7月24日
F1に参戦するすべてのチームおよび主要サプライヤーは、ヨーロッパラウンド終了後のスケジュールがどのようなものになるのか、依然としてまったく見通しが立たない状況にある。F1のCEOを務めるステファノ・ドメニカリと11人のチーム代表らによる恒例の朝食会でも、マドリードでの第14戦スペインGP以降の開催計画について何らかの肯定的な決断が聞こえてくることはなかった。
ドメニカリがチーム側に対して唯一確約したのは、2026年シーズンは、同一サーキットでの複数回のグランプリ開催はしないということだった。現地当局との短期間の交渉がまとまらなかったことを受けて、アゼルバイジャンとラスベガスは、それぞれ1回のみの開催になるということだ。バーレーンとの新たな契約が実現しない可能性に加え、カタールやアブダビでのグランプリ開催にも不透明な要素が残っているが、ドメニカリは20戦以上のグランプリを開催すると固く決意しており、代替案を探し続けている。

先週末の第10戦ベルギーGPの日曜日には、ほとんどの人が気づかないうちに、バーレーンのサルマーン・ビン・ハマド・アル・ハリーファ皇太子がスパ・フランコルシャン・サーキットを訪れ、ドメニカリやトップチームの代表、そしてマニュファクチャラーの代表らと会談を行った。バーレーンの実質的な統治者である皇太子は、人目のある場所ではなくホスピタリティ・ユニットの裏側を移動するなどして、パドックで人目を引かないよう最善の注意を払った。彼の目的は、アゼルバイジャンGPとシンガポールGPというふたつの市街地レースの間にグランプリを組み込む形で、10月の第1週にバーレーンでレースを開催しても安全だと、関係者全員を説得することだった。
しかしバーレーンがカレンダーへの復帰を図るたびに、中東での出来事が立ちはだかった。バーレーン・インターナショナル・サーキットのシェリフ・アル・マフディ商業担当ディレクターが、アゼルバイジャンGPの翌週にバーレーンでグランプリを開催する契約をシルバーストン・サーキットで締結したその翌日、アメリカとイランの間で敵対行為が再燃し、この契約の実現が危ぶまれる事態となった。
皇太子がベルギーへ行ったわずか2日後、イランはバーレーンのサクヒールにあるアメリカ軍の航空基地を攻撃し、通信・レーダー施設を破壊。このことは、イランが発射するすべてのミサイルやドローンをバーレーンが阻止できるわけではないことを示した。そしてこの件は、特に注目に値する。というのも、問題の空軍基地はバーレーン・インターナショナル・サーキットの東側に隣接しているからだ。実際、同基地の唯一の滑走路はターン4からわずか150mの距離にある。イランがアメリカ軍の施設を攻撃できるということは、サーキットを攻撃する能力も持っているというのは明らかだ。

バーレーンに代わる開催地としてトルコやマレーシアが言及されているが、どちらのサーキットもグランプリを開催するのに十分な設備が整っていない。中東でのレースが中止になる可能性が高まるなか、12月の最初の週末に予定される第21戦の候補地についても同様の状況だ。
イスタンブール、イモラ(イタリア)、ポルティマオ(ポルトガル)はいずれもシーズン最終戦の開催を目指してF1側と協議を行っている。アゼルバイジャンとシンガポールの間の週末の対応については今後2週間以内に決定が下される見通しだが、最終戦をいつ、どこで開催するかという最終的な決定については、9月末まで下されないだろうとドメニカリは示唆している。


(Text : GrandPrix.com)
関連ニュース
| 7/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 7/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 7/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 219 |
| 2位 | ルイス・ハミルトン | 169 |
| 3位 | ジョージ・ラッセル | 160 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 138 |
| 5位 | ランド・ノリス | 128 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 109 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 92 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 68 |
| 9位 | リアム・ローソン | 43 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 379 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 307 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 220 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 177 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 66 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 61 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 12 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |


