「本来ペナルティとされるべきではない」ベテラン解説者らがアントネッリの故障によるトラックリミット違反に言及
2026年7月12日
元F1ドライバーで、現在はテレビ解説者として高く評価されているマーティン・ブランドルとファン・パブロ・モントーヤが、イギリスGPでアンドレア・キミ・アントネッリに科されたペナルティについて言及した。
両名はこのペナルティが過剰であると考え、FIAに対してトラックリミット違反の判定基準を変更するよう求めている。
■ 予期せぬマシントラブルでタイムペナルティに
アントネッリはレースリーダーのシャルル・ルクレールを猛追していたが、メルセデスW17の左フロントブレーキダクトの一部が脱落し、マシンのステアリング操作に影響が及んだ。
その結果、アントネッリは破損したパーツを抱えたマシンのハンドリングに対応しようとするなかで、その後の数周で何度かコースアウトを喫してしまった。これにより、1レースあたりに許可されているトラックリミット違反の回数を超過した。
結果としてアントネッリには5秒のタイムペナルティが科され、レースがセーフティカー先導で終了したため、9位から15位に降格されることとなった。今回失った2ポイントは、タイトル争いをするアントネッリにとって、最終的に勝敗を分ける可能性がある。

■「トラックリミットはパフォーマンスに対するペナルティであるべき」とブランドル
F1経験者から解説者に転身した人物のなかで、最も評価の高いブランドルは「トラックリミットはパフォーマンスに対するペナルティであり、サバイバルのためのペナルティではない」と述べた。
アントネッリが何度もコースオフすることでラップタイム上のアドバンテージを得ていたわけではなく、ただ壊れたマシンをチェッカーまで運ぼうとしていただけだと事実上指摘したのだ。
ブランドルは「彼にとっては胸の痛む出来事だったが、ピットに向かう途中で自分の抱えている問題について十分に明確な情報を伝えなかったという点で、またひとつ教訓を得たはずだ」と認めている。
しかし、ブランドルが注目したのはペナルティそのものであった。
「私の見解では、あのルールは調整が必要だ。トラックリミットのペナルティは、ドライバーがコーナーをショートカットしたり、ワイドに膨らんで、より高いスピードを維持したりすることで、競技上のアドバンテージを得た場合に適用されるべきものだ」

■モントーヤもアドバンテージの有無を重視
常に歯に衣着せぬ発言で知られるモントーヤも同僚の意見に同意し、「もしコースを外れてアドバンテージを得たのであれば、それをトラックリミット違反として数えるべきだというルールが必要だ」と主張した。
「しかし、マシンが故障し、それが原因でペナルティを受けることになってしまった場合、それは本来ペナルティが科されるべきではない」
だからこそ、モントーヤはレース終了直後、メルセデスがペナルティの撤回のために動くことを期待していると語っていた。「なぜなら、もしトラックリミットを超えて実際にタイムを失っているのであれば、それをトラックリミット違反としてカウントすべきではないからだ」
しかしメルセデスはペナルティを受け入れ、アントネッリはポイントを失うことになった。

一方、FIAのオフィシャルやライバルチームの一部メンバーたちは、アントネッリがマシンの破損によってコースオフしていたのであれば、彼のW17は安全上の危険をもたらしていたのであり、コース上を走り続けるのではなくピットにマシンを止めるべきだったと指摘している。もちろんこれは極端な見方ではあるが、特にF1においては、どのような議論にも常にふたつの側面が存在することを証明している。
(GrandPrix.com)
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| 7/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 219 |
| 2位 | ルイス・ハミルトン | 169 |
| 3位 | ジョージ・ラッセル | 160 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 138 |
| 5位 | ランド・ノリス | 128 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 109 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 92 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 68 |
| 9位 | リアム・ローソン | 43 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 379 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 307 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 220 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 177 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 66 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 61 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 12 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |


