F速

  • 会員登録
  • ログイン

F1の最初のレースを開催した“聖地”シルバーストン。周辺には8チームが拠点を構える/サーキット紹介第11回

2026年7月3日

 1年間で20以上の開催国を訪れる2026年シーズンのFIA F1世界選手権。グランプリを開催するサーキットは、F1が選手権として初めて開催された1950年からカレンダーに名を連ね続ける伝統あるサーキットから、比較的新しい市街地コースまで、さまざまな歴史やキャラクターを持っている。そんなサーキットをひとつずつ紹介していくこの連載の11回目に扱うのは、シルバーストン・サーキットだ。

────────────────────────────────

■サーキットの基本データ

名称:シルバーストン・サーキット
全長:5.891km
コーナー数:18
ラップレコード:1分27秒097(2020年 マックス・フェルスタッペン/アストンマーティン・レッドブル・レーシング)


 長年、F1イギリスGPの舞台となっているシルバーストン・サーキットは第二次世界大戦中にイギリス空軍の飛行場として使用されていた土地を利用して作られたコースだ。そのため、高低差はほとんどなく、かつては旧ホッケンハイムリンク、エステルライヒリンク(レッドブルリンクの前身)、モンツァと並んで超高速サーキットとして知られていた。


 その後、コースは何度も改修され、テクニカルなコーナーが増えたものの、全開率が高い高速コースであることに変わりはない。ただし、モンツァなどの高速サーキットと異なるのは、1kmを超えるストレートは1本もない。その代わりに、高速コーナーがあちこちに点在している。時速200km以上で駆け抜けるコーナーは1、2、5、8、9、10、11、12、13、14、15コーナーと11個もあり、F1にタイヤを単独供給しているピレリによれば、「もっとも横G(荷重)フォースが大きいコースレイアウト」だという。

サーキット紹介第11回
シルバーストン・サーキットの“ハミルトン・ストレート”
サーキット紹介第11回
シルバーストン・サーキットのターン1

 シルバーストンは、F1にとって聖地としても名高い。1950年にF1が世界選手権として開始し、記念すべき第1戦イギリスGPが開催されたサーキットがシルバーストンだった。


 シルバーストンがF1の聖地と呼ばれる理由は、もうひとつある。イギリスにファクトリーを置く8チームがいずれもシルバーストン近郊に集中していることだ。マクラーレンの125kmという距離を除けば、ウイリアムズのグローブは65km、アルピーヌのエンストンは40km、レッドブルのミルトン・キーンズは33km、ハースのバンベリーは24km、メルセデスのブラックリーは13kmと、車で1時間もかからない。アストンマーティンとキャデラックに関しては、シルバーストンに居を構えているほどだ。

サーキット紹介第11回
シルバーストンに拠点を構えるアストンマーティン

 そのため、イギリスGPの週末は多くのチーム関係者がシルバーストンに応援に駆けつけるだけでなく、彼らの家族もシルバーストンを訪れる。まさにF1界にとってシルバーストンはホームレースともいえるような存在となっている。


 今年のバルセロナ・カタルーニャGPでは1968年のアメリカGP(優勝ジャッキー・スチュワート、2位グラハム・ヒル、3位ジョン・サーティース)以来、58年ぶりにイギリス人ドライバーが表彰台を独占した。シルバーストンでイギリス人が表彰台を独占すれば、1964年(優勝ジム・クラーク、2位グラハム・ヒル、3位ジョン・サーティース)以来、62年ぶりの快挙となる。

サーキット紹介第11回
シルバーストン・サーキットのパドッククラブ入り口


(Text : Masahiro Owari)


レース

7/24(金) フリー走行1回目 結果 / レポート
フリー走行2回目 結果 / レポート
7/25(土) フリー走行3回目 結果 / レポート
予選 結果 / レポート
7/26(日) 決勝 結果 / レポート


ドライバーズランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位アンドレア・キミ・アントネッリ219
2位ルイス・ハミルトン169
3位ジョージ・ラッセル160
4位シャルル・ルクレール138
5位ランド・ノリス128
6位マックス・フェルスタッペン109
7位オスカー・ピアストリ92
8位アイザック・ハジャー68
9位リアム・ローソン43
10位ピエール・ガスリー42

チームランキング

※ハンガリーGP終了時点
1位メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム379
2位スクーデリア・フェラーリHP307
3位マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム220
4位オラクル・レッドブル・レーシング177
5位ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム66
6位BWTアルピーヌF1チーム61
7位TGRハースF1チーム21
8位アウディ・レボリュートF1チーム12
9位アトラシアン・ウイリアムズF1チーム11
10位アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム1

レースカレンダー

2026年F1カレンダー
第11戦ハンガリーGP 7/26
第12戦オランダGP 8/23
第13戦イタリアGP 9/6
第14戦スペインGP 9/13
第15戦アゼルバイジャンGP 9/26
  • 最新刊
  • F速

    2026年5月号 Vol.3 日本GP号