マクラーレン、『マカレナウイング』のテストを延期「さらなる準備が必要と判断」現パッケージの最適化に集中し初日2番手
2026年6月27日
2026年F1オーストリアGPの金曜、マクラーレンのオスカー・ピアストリはフリー走行1=3番手/フリー走行2=2番手、ランド・ノリスはフリー走行1=7番手/フリー走行2=3番手だった。アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)によるFP2最速タイムとピアストリの差は0.237秒だった。
FP1開始直前、チームはノリス車に油圧系統の漏れを発見。修復のため、ノリスはセッション開始から45分間、ガレージを出ることができなかった。そのため、ソフトタイヤでのアタックラップを行うことができず、ミディアムタイヤでの7番手にとどまった。
また、今回マクラーレンは、実験的なリヤウイングを持ち込んでおり、それはフェラーリやレッドブルが使用している回転式リヤウイングと同様のコンセプトのものだとみられる。その通称『マカレナウイング』は、通常バージョンよりも大幅にドラッグを減らせるといわれる。
マクラーレンは金曜日に独自バージョンの『マカレナウイング』のテストを実施する予定だったが、さらなる準備作業が必要と判断し、オーストリアでは実験を行わなかった。

「チームが持ち込んだ実験的なリヤウイングは、この日はコース上で使用されなかった。さらなる準備作業が必要であることが明らかになったためである」とチームは述べている。
「このテストパーツは今後の評価に向け、開発と準備を継続するためにウォーキングのファクトリーへ戻される。これは実験的パーツの性質上、当然のプロセスである」
アプライド・エンジニアリング担当テクニカルディレクターのニール・ホールディは、さらに次のように説明した。
「残念ながら、今回サーキットへ持ち込んだ実験的なウイングを走らせることはできなかった。ファクトリーのチームはこのパーツをサーキットへ届けるために懸命に作業した。しかし、ガレージで行った最終確認テストにおいて期待どおりの性能を示さなかったため、走行させることには適切ではないと判断した」
「そのため、この週末に向けて現在のパッケージを最適化することにトラック時間を集中させるという判断をした。もちろん残念ではあるが、このコンポーネントについてはさらに作業を行い、将来のグランプリで投入するために改良を続けていく」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
フリー走行1=3番手(1分07秒913:ソフトタイヤ/26周)/フリー走行2=2番手(1分07秒251:ソフトタイヤ/32周)

「両方のセッションで上位につけて終えることができ、かなり良い1日だった。メルセデスが一歩先を行くだろうということは分かっていたし、実際にそのとおりになった。でも、僕たちにとってもとても有意義な一日だった」
「多くのセットアップ項目を確認し、スペインから持ち越していた課題にも取り組むことができた。異なるアプローチを試しながら、マシンへの理解を深めるという点で良い仕事ができたと思う」
「明日に向けて、今夜学習できる部分がまだあり、それがギャップを縮める助けになるだろう。自分自身の感触は良くなっており、今日の内容には満足している。小さな改善を積み重ね、それがどこまで結果につながるかを見ていくつもりだ」
■ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード F1チーム)
フリー走行1=7番手(1分08秒873:ミディアムタイヤ/9周)/フリー走行2=3番手(1分07秒339:ソフトタイヤ/32周)

「FP1で問題が発生したことで、僕たちは後手に回ることになった。でも、解決した後は、セッションが進むにつれて少しずつ前進することができた」
「ペースという面では、まずまずの一日だったと思う。前方のマシンとの差も少し縮まっており、それは励みになる。このサーキットはここ数年の傾向から見ても、僕たちに合っているように感じる。それは週末に向けて良い兆候だ」
「今の優先事項は、マシンへの自信をもう少し高めることだ。それができれば、トップチームにさらに近づくための一歩を踏み出せると思う。やるべき仕事は残っているが、兆候はポジティブだ。明日の予選に向けて、より強いポジションを築けるよう努力を続けていく」

(autosport web)
| 7/24(金) | フリー走行1回目 | 結果 / レポート |
| フリー走行2回目 | 結果 / レポート | |
| 7/25(土) | フリー走行3回目 | 結果 / レポート |
| 予選 | 結果 / レポート | |
| 7/26(日) | 決勝 | 結果 / レポート |
| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 219 |
| 2位 | ルイス・ハミルトン | 169 |
| 3位 | ジョージ・ラッセル | 160 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 138 |
| 5位 | ランド・ノリス | 128 |
| 6位 | マックス・フェルスタッペン | 109 |
| 7位 | オスカー・ピアストリ | 92 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 68 |
| 9位 | リアム・ローソン | 43 |
| 10位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 379 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 307 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 220 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 177 |
| 5位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 66 |
| 6位 | BWTアルピーヌF1チーム | 61 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 12 |
| 9位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |


