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ヒュルケンベルグは接触のペナルティで入賞逃す「行き場がほとんどなかった」ボルトレートはスタート前にトラブル発生

2026年6月9日

 2026年F1第6戦モナコGPの決勝レースが行われ、アウディ・レボリュートF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは13位、ガブリエル・ボルトレートは11位でレースを終えた。


 ヒュルケンベルグはミディアムタイヤで13番グリッドからスタート。1周目に12番手に上がったヒュルケンベルグは第1スティントでその順位を維持し、12周目にピットに入ってハードタイヤに交換した。14番手でコースに戻ると、しばらくはそのままのポジションで走行し、レース中盤に入ると他車のピットストップに伴って12番手に浮上。シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリHP)のクラッシュによる2度目のセーフティカー導入時の67周目にソフトタイヤに交換した。

 その後2度目のリスタートも12番手からスタンディングスタートを切ったヒュルケンベルグだったが、ヘアピンでカルロス・サインツ(アトラシアン・ウイリアムズF1チーム)と接触。9番手でフィニッシュしたが、接触の責任があるとして10秒のタイムペナルティを受けたため、正式結果は13位となった。

 チームメイトのボルトレートは、16番グリッドからスタートする予定だったが、スタート練習の際にマシンに問題が起きてシャットダウンしてしまった。そのため修復作業を行ってピットレーンからレースをスタート。しかしボルトレートはレースのほとんどの周回において最後尾を走る厳しい展開となった。1周目にピットストップを行ってソフトタイヤからハードタイヤに交換し、43周目に2回目のピットストップでミディアムに交換。59周目にはソフトに履き替えた。


 最後尾で2度目のリスタートを迎えたボルトレートは、接触やペナルティ消化などで順位を落としたドライバーがいたことで、13番手でフィニッシュ。レース後にはヒュルケンベルグとセルジオ・ペレス(キャデラックF1チーム)にペナルティが科されたことで、最終的な結果は11位となっている。


■ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ・レボリュートF1チーム)
決勝=13位(78周/78周)
13番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ソフト

2026年F1第6戦モナコGP ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)
2026年F1第6戦モナコGP ニコ・ヒュルケンベルグ(アウディ)

「週末を締めくくるには残念な形だった。しばらくはポイント圏内に入れたように見えていたが、ペナルティでそれが終わってしまった」


「リスタート後は残り周回がわずかで、かなり激しい展開になることは分かっていた。前のマシンを避けるために反応してイン側へ動いたが、一度そこに入るとステアリングはフルロック状態で、行き場はほとんどなかった。カルロスはアウト側にいて、そこで接触してしまった。週末序盤に見せたペースは励みになるものだっただけに、それを結果につなげられなかったのは悔しい」


■ガブリエル・ボルトレート(アウディ・レボリュートF1チーム)
決勝=11位(78周/78周)
ピットレーン/タイヤ:ソフト→ハード→ミディアム→ソフト→ソフト

2026年F1第6戦モナコGP ガブリエル・ボルトレート(アウディ)
2026年F1第6戦モナコGP ガブリエル・ボルトレート(アウディ)

「僕のレースは、実質的には始まる前から厳しいものになっていた。スタート練習の準備をしている時に問題が起きて、マシンがシャットオフしてしまったんだ。クルーは再始動のために素晴らしい仕事をしてくれたが、ピットレーンからスタートしなければならなかった。モナコではそれだけで非常に難しいレースになる。一度トラフィックに捕まるとチャンスは極端に限られるし、レースの大半は順位を上げられないまま過ごすことになった」


「残念だったし、昨日の予選での悔しさに重なるものだった。ただ、週末を通じて良いペースと良いパッケージを示せたことはポジティブだ」


「チームは全体として素晴らしい仕事をしたと思うし、本来ならもっと報われるべきだった。2台とも完走できたことは前向きに捉えられるし、クルーは予選で受けたダメージを一晩で修復し、僕のマシンをレースに間に合わせるために素晴らしい仕事をしてくれた」


「学ぶべきことはあるが、チームとして達成したこと、そして前進を続けていることには勇気づけられている」



(Text : autosport web)


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