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アロンソのシート位置問題は、2025年仕様に戻して解決。わずかな違いが神経の圧迫に繋がったと振り返る

2026年6月5日

 フェルナンド・アロンソとアストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームは、シートの快適性に関する問題に対処するために力を尽くしてきた。この問題は、アロンソが前戦カナダGPをリタイアする原因となったものだ。


 アロンソは、「先週オンラインで会議をして、少し作業を行い、マシン内でのポジションを変えようと試みた」と語った。

「僕はここ(モナコ)に住んでいるので、火曜日もガレージに立ち寄って、午後に少し作業をした。確か、4種類くらいの位置を試したと思う」


「カナダ以降、かなりたくさんのものを変えたので、今はとても安心しているし楽観的だ。カナダで感じた不快感や痛みの問題はもうなくなった。2025年の位置にほぼ戻したので、今は見慣れたベースラインに戻った。実験段階ではなくなった」

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1第6戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

 プレシーズンテスト開始以来、シートの位置は変わっていないにもかかわらず、走行を続けられないほどモントリオールで痛みがひどくなった理由について、アロンソは次のように説明した。


「新しいシートやコックピットのスペースには、常にわずかな違いがある。1mmか2mmの違い、角度の違い、腰の下の圧迫ポイントの違いなどがあって、それらが神経を圧迫することがある。そして感覚が失われていく。まさにそれが原因だった」


「ガレージで過去3、4年間使ったシートに座っても、どれも似ているので何も感じない。でも20周か30周も走ると、違いを感じ始める」


 アロンソは、「カナダではポイントを争っていなかったのでストップした。もしポイント圏内にいたら、おそらく走り続けて順位を維持していただろう」と認めた。また今回の問題は、エイドリアン・ニューウェイが限界に挑戦し続けていることの結果かと問われると、「確かにそうだ」と述べた。


「それが彼の哲学であり、限界を探っている。限界に達したら、半歩後退する。そういうものだ。そして今の僕たちはまさにそういう状況にある。シートだけでなく、チームの様々な分野で限界に挑戦している」


 シート問題を振り返り、アロンソは問題が明らかになったのはレースになってからだと明かし、「バーレーンでの最長走行は8周だったと思う。いくつかの点では、僕たちはまだバーレーンにいるようなものだ」とジョークを交えて語った。

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1第5戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

 モナコGPを目前に控えた木曜日、アストンマーティンのチーフトラックサイドオフィサーを務めるマイク・クラックは、「フェルナンドは火曜日からチームと協力し、問題の再発を防ぐためのいい解決策を見つけたと確信している」と説明した。F1のコックピットは非常に狭く、ドライバーのシートの位置は最初のシャシーが製造される前に決定されることを考えると、ただアロンソの座る位置の曲率や角度を変更するだけではなく、かなり多くの作業が必要だったとクラックが認めたのは驚きではなかった。


「ただひとつのことを変えるだけではない。ペダルも変更しなければならないし、規定の高さやステアリングホイールの距離など、あらゆるものをチェックする必要があるからだ」


「決してひとつ変えれば済むわけではない。一連の変更が必要だ。ドライビングの経験がない人にとっては、少し複雑に感じるだろう」

マイク・クラック(アストンマーティン チーフトラックサイドオフィサー)
2026年F1第6戦モナコGP マイク・クラック(アストンマーティン チーフトラックサイドオフィサー)


(Text : GrandPrix.com)


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