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F1 PUメーカー救済システム『ADUO』の対象が6月初めに発表へ。メルセデスを基準に性能格差が数値化
2026年5月28日
F1のパワーユニット(PU)における『ADUO』(追加開発アップグレードの機会/Additional Development Upgrade Opportunities)の最初の評価の結果が、来週初めに発表される予定だ。F1は今年、各マニュファクチャラーのパワーユニットのパフォーマンスを評価し、遅れているマニュファクチャラーには追い付くための優遇措置を与える規則を導入、第1回審査は、第5戦カナダGP後に行われることが発表されていた。
FIAは、『ADUO』により、パフォーマンスのレベルに従って、開発時間の追加が認められ、予算上限を超えた資金を使用できるマニュファクチャラーを決定する。審査はシーズンを3つの期間に分けて行われ、第2回目の審査は第11戦ハンガリー後に実施されることが決まっている。
過去2カ月半にわたり、FIA技術部門はF1の全パワーユニットの内燃エンジン(ICE)部分の性能を監視し、分析してきた。最も優れたパワーユニットを基準に、2パーセント以上遅れているメーカーを特定するために『ICEパフォーマンス指数』が算出され、この指数に基づき、基準値を下回るマニュファクチャラーに対して、追加の開発時間と予算を認めることになる。
■レベルごとに異なる恩恵
このパフォーマンス指数は、最大出力だけでなく、クランクシャフトトルク、エンジン回転数、MGU-K出力などを考慮して算出される。基準はメルセデスであると広く考えられており、フェラーリ、レッドブル・フォード、アウディ、そしてホンダが、それぞれの指数によって、優遇措置の内容が決められることになりそうだ。

パフォーマンスが2%以上4%未満劣っているマニュファクチャラーは、今シーズン中に1回と、2027年シーズンにも1回、追加ホモロゲーションアップグレードが認められる。テストベンチでの稼働時間は追加で70時間、コストキャップ外での支出は最大300万ドル(約4億7000万円)が許可される。
4%以上の差がある場合は、今シーズン中に2回、来シーズンにも2回の追加アップグレードが認められる。テストベンチの稼働時間、コストキャップ外で許容される支出については、4〜6%、6〜8%、8〜10%、10%以上に分けて条件が定められる。10%以上性能が劣っているパワーユニットへの特別措置は、5月上旬になって決定された。テストベンチの稼働時間においては230時間の追加、予算においては最大1100万ドル(約17億5000万円)の追加支出が認められる。
■注目される4マニュファクチャラーの位置
フェラーリとアウディは4〜6%のエリアを期待しているものと考えられている。レッドブル・フォードは、ハイブリッド領域で遅れているもののICEではメルセデスに比較的近いとみられ、4%未満のグループに入れられる可能性がある。ホンダがどのグループに入るかは不明だが、すでに何らかの優遇措置を受けることを見込んで作業が進められているともいわれる。

最初の『ADUO』対象マニュファクチャラーは、アップデートを入れるタイミングとして、パワーが重要なサーキットで行われる7月のベルギーGP、あるいは9月のイタリアGPを選ぶかもしれない。これらのサーキットではフレッシュエンジンを入れれば、10馬力以上、ラップ当たり0.1秒以上の向上が得られる可能性があり、改良パーツが入ればさらなるアドバンテージになる。
たとえばフェラーリは、より大型のターボへ切り替えることを考えるかもしれない。彼らは今年、スタートでの優位性を考慮して小型ターボを選んだが、開幕直前にスタート手順が変更されてしまい、アドバンテージを失った。

■モナコから変わる圧縮比測定。メルセデスに動揺なしか
なお、2月末に発表されたように、6月のモナコGPからは、エンジン圧縮比の検査方法が変更される。
2026年の規則において、圧縮比の制限は18:1から16:1に引き下げられた。しかしメルセデスは走行時の高温状態では圧縮比を高める手法を見出したと推定され、そのアドバンテージに他マニュファクチャラーが懸念を示し、検査方法の変更が決まった。従来の規則では、数値の測定は常温で行われると定められていた。しかし今年6月から、圧縮比は常温に加え、130度でも測定されることとなった。
ただ、メルセデスはこの検査方法の変更に全く動揺していないように見える。もしかすると、彼らは、18:1を達成しつつ、新たなテストをクリアする方法を把握している可能性があるのではないかという推測すら生まれている。

(GrandPrix.com)
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| 1位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 179 |
| 2位 | ジョージ・ラッセル | 154 |
| 3位 | ルイス・ハミルトン | 147 |
| 4位 | シャルル・ルクレール | 108 |
| 5位 | ランド・ノリス | 97 |
| 6位 | オスカー・ピアストリ | 82 |
| 7位 | マックス・フェルスタッペン | 76 |
| 8位 | アイザック・ハジャー | 52 |
| 9位 | ピエール・ガスリー | 42 |
| 10位 | リアム・ローソン | 39 |
| 1位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 333 |
| 2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 255 |
| 3位 | マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム | 179 |
| 4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 128 |
| 5位 | BWTアルピーヌF1チーム | 60 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 59 |
| 7位 | TGRハースF1チーム | 21 |
| 8位 | アトラシアン・ウイリアムズF1チーム | 11 |
| 9位 | アウディ・レボリュートF1チーム | 6 |
| 10位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 1 |


