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アップデート実施のハース、10位入賞を果たすも「厳しい週末だった」とベアマン。スタートタイヤの選択は小松代表も評価

2026年5月26日

 2026年F1第5戦カナダGPの決勝レースが行われ、TGRハースF1チームのエステバン・オコンは14位、オリバー・ベアマンは10位でレースを終えた。


 オコンは17番手から新品のソフトタイヤでレースをスタートした。スタート直後にインターミディエイトタイヤ勢がピットストップを行ったことで、オコンは2周目に12番手に浮上。ピットストップを終えて後方から追い上げてきたマクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム勢に抜かれてポジションを落とすも、13番手まで戻ったオコンは16周目にミディアムタイヤに交換した。その後30周目のバーチャルセーフティカー(VSC)導入時に2度目のピットストップを行い、再びソフトを装着し、最後まで走り切って14位で完走した。

 一方ベアマンはユーズドのソフトタイヤで16番手からスタート。ベアマンもオコン同様2周目には9番手と大きく順位を上げた。マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)やピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)らに抜かれるも、ベアマンはピットストップまで10番手をキープし、30周目に新品のミディアムに交換したが、この時右のリヤタイヤの交換に手間取りタイムロス。ここで一度11番手に下がったベアマンだったが、ランド・ノリス(マクラーレン・マスターカード・フォーミュラ1チーム)のリタイアに伴い10番手に浮上し、10位でフィニッシュした。


 ベアマンは1ポイントを獲得し、ハースのコンストラクターズ選手権のポイントは19となった。しかしビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チームはポイントを21まで伸ばしたため、ハースは逆転を許し選手権7位となった。小松礼雄代表は、ドライタイヤでのスタートについて、「少なくとも正しいタイヤでレースをスタートできました。デグラデーションも非常に少なかったです」と選択を評価。バランスの問題を抱えながら戦うことになったことについては、「両ドライバーにとって、フロントタイヤの摩耗を抑え、ブレーキロックをコントロールするのは非常に困難でした。その点ではオリーは素晴らしい仕事をしたと思いますが、エステバンは少し苦戦していました。しかし根本的な原因は同じだと考えています」とコメントした。

アラン・パーメイン代表(レーシングブルズ)&小松礼雄代表(ハース)
2026年F1第5戦カナダGP アラン・パーメイン代表(レーシングブルズ)&小松礼雄代表(ハース)

■エステバン・オコン(TGRハースF1チーム)
決勝=14位(66周/68周)
17番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ソフト

エステバン・オコン(ハース)&セルジオ・ペレス(キャデラック)
2026年F1第5戦カナダGP ポジションを争うエステバン・オコン(ハース)とセルジオ・ペレス(キャデラック)

「控えめに言っても厳しいレースだった。ブレーキング時に何かがうまくいかず、何度もタイヤがロックしたので、徹底的に調べる必要がある」


「僕たちは予選からマシンをアップデートしたので、まともに走れたのはたった2周だけだった。チームとしてすべてを学ぶつもりだ」


■オリバー・ベアマン(TGRハースF1チーム)
決勝=10位(67周/68周)
16番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム

2026年F1第5戦カナダGP
2026年F1第5戦カナダGP チームメンバーと話し合うエステバン・オコンとオリバー・ベアマン(ハース)

「今日のパフォーマンスで僕たちがポイント獲得に値するかどうかはわからないけれど、過去には入賞にふさわしい走りをしたのにポイントを獲得できなかった週末があったので、今回は受け取っておくよ」


「全体的に見て、僕たちにとって非常に厳しい週末だったが、ポイントを獲得できたのは良かった。もっとたくさん(ポイントを)獲得できた可能性もあったけれど、ピットストップが遅かったので、なぜああいうことが起きたのかを理解することが必要だ」


「(路面は)非常に滑りやすく、難しい状況だった。1周目に有利になるだろうと思って、スタートにはユーズドのソフトタイヤを選んだが、結局フォーメーションラップを3周走ることになったので恩恵があったかどうかはわからない」


「満面の笑みを浮かべてここを去ることはないけれど、モナコで巻き返すまでにまだ1週間ある」



(Text : autosport web)


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