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アストンマーティンのアロンソ、一時は10番手も“シートの問題”でリタイア「夏のアップデートを待つ」ストロール車は戦略的PU交換

2026年5月25日

 2026年F1カナダGP決勝で、アストンマーティン・ホンダのフェルナンド・アロンソはリタイア、ランス・ストロールは15位という結果だった。


 決勝に向けて、チームはストロール車のパワーユニットのエナジーストアとコントロールエレクトロニクスユニット(PU-CE)のシーズン4基目を導入、予選21番手だったストロールはピットレーンからスタートすることになった。チームは戦略的判断で行ったと述べている。

 決勝前に雨が降り、スタート時には路面が乾いていたものの、路面温度は低い状態だったため、2台ともソフトタイヤでスタート。アロンソは19番グリッドから好スタートで1周目に14番手に上がり、前方のドライバーたちのピットストップによって、2周目には10番手に浮上した。しかし5周目からポジションを落とし始め、18周目には14番手に。20周目にタイヤ交換を行い、ソフトタイヤを履いて17番手でコースに復帰した。


 しかしほどなくしてアロンソはピットに戻り、23周でリタイア。チームは「シートの問題でリタイアした」と説明している。

 ストロールは3周目には15番手を走ったが、その後、順位を落としていき、14周目に新品ソフトタイヤに交換し、19番手を走行。他車のリタイアで15番手まで上がり、バーチャルセーフティカーのタイミングでミディアムタイヤに交換して、リーダーから4周遅れの15位フィニッシュという結果になった。


 チーフトラックサイドオフィサーのマイク・クラックは、「レース序盤、両ドライバーともポジションを上げ、まずまずのスタートを切ることができた。しかし、特に雨の可能性が低くなっていくなかで、その位置を維持するのは難しかった」とレースを振り返った。


「フェルナンドはシートの問題により、コクピット内で不快な状態となったため、24周目にマシンをリタイアさせる判断を下した」


「ランスのレースは、ソフト―ソフト―ミディアムという通常の2ストップ戦略となり、バルテリ・ボッタス(キャデラック)の前の15位でフィニッシュした」


「残念ながら、現時点ではこれ以上のペースがなく、これが我々の現在の位置である」


「また別件だが、インディ500でポールポジションと優勝を獲得したホンダの仲間たちに祝福を送りたい」


■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)
決勝=リタイア(23周/68周)
19番グリッド/タイヤ:ソフト→ソフト

フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
2026年F1第5戦カナダGP フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)

「スタートは良く、一時はトップ10圏内で戦うことができていた。ソフトタイヤでスタートした判断は正しかったと思う。何台かはインターミディエイトを選択していたが、早い段階でピットインを強いられていたからだ」


「残念ながら、レース中にシートのトラブルが発生したため、マシンをリタイアさせることを決断した」


「同じパッケージだったマイアミと比べると、今回の方が速さがあったように思える。パフォーマンスの向上は、サマーブレイクごろのアップグレードまで待たなければならないが、それまではこのパッケージをできる限り最適化していきたい」

ランス・ストロール(アストンマーティン)
2026年F1第5戦カナダGP ランス・ストロール(アストンマーティン)

■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ F1チーム)
決勝=15位(64周/68周)
ピットレーンスタート/タイヤ:ソフト→ソフト→ミディアム


「モントリオールの週末は厳しいものになった。タイヤを必要な温度まで持っていくことができず、レースを通してグリップ不足に苦しんでいた。ストレートでも必要なペースがなかった」


「マシンのパフォーマンスは、僕たちが求めているレベルには達していない。そこへ到達するためには、まだ多くの作業が必要だ」

フェルナンド・アロンソとランス・ストロール(アストンマーティン)
2026年F1第5戦カナダGP 決勝前セレモニーでのフェルナンド・アロンソとランス・ストロール(アストンマーティン)


(autosport web)


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