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アルピーヌ、シミュレーター大手企業『ダイニスマ』とのパートナーシップを発表。すでにレース週末にも活用

2026年5月20日

 BWTアルピーヌF1チームは、ドライビングシミュレーターの専門企業『Dynisma(ダイニスマ)』と契約を締結したと発表した。これにより、各グランプリの準備や、フリー走行2回目と3回目の間に行うセットアップの変更において、すべてのF1チームにとって不可欠であるシミュレーター設備がアップグレードされた。


 アルピーヌは昨年末からこの新しい技術を利用することができているが、ダイニスマとのパートナーシップ締結が最終的に決まったのはごく最近のことであり、それを受けてチームから正式な発表が行われた。アルピーヌは声明のなかで、「新しいシミュレーター機能への重要な投資の一環として、(ダイニスマのシミュレーターの)導入は2025年中に完了した。これは、2026年のF1技術規則の導入に向けたチームの準備をサポートし、現在進行中のレースプログラムにおける重要なツールとして機能する」と述べている。

 ダイニスマの技術を採用する技術的な利点について、アルピーヌは次のように説明した。


「ダイニスマのモーションジェネレーター技術は、クラス最高レベルの5ミリ秒(0.005秒)未満の低遅延、最大100Hzの帯域幅、持続的な横方向の動き、そして無制限のヨー制御機能を兼ね備え、非常にリアルなドライバー・イン・ザ・ループ・シミュレーション環境を提供する。これによりドライバーとエンジニアは、高いリアリティと再現性で車両の挙動を評価することができ、開発活動全体における信頼性のある相関関係の構築を支援する」

フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2026年F1第4戦マイアミGP フランコ・コラピント(アルピーヌ)

 アルピーヌのエグゼクティブ・テクニカルディレクターを務めるデイビッド・サンチェスは、新たなパートナーシップの締結を喜び、「シミュレーター作業は、複数の分野にわたるマシンの開発と改良の中核を成すものであり、特にこれほど大きな変更がある場合には非常に役に立つ」と語った。


「ドライバー・イン・ザ・ループ・シミュレーションは、マシンとシステムの動きを理解し、ドライバーからのフィードバックをより広範なエンジニアリングデータと結びつけるのに役立つ。ダイニスマのモーションテクノロジーは、このプロセスをサポートする現実的で再現性の高い環境を提供し、シーズンを通して情報に基づいた意思決定を支える」



(Text : GrandPrix.com)


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