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キャデラックが初代F1シャシーの名称を発表。1978年王者マリオ・アンドレッティに敬意を表し、イニシャルを採用

2026年2月28日

 2026年にF1にデビューするキャデラックチームが、記念すべき最初のF1シャシーの名称を発表した。キャデラックは、同チームがF1参戦を果たすためのプロジェクトにおいて重要な役割を果たした1978年F1王者マリオ・アンドレッティへの敬意を表し、彼のイニシャルを盛り込む形で、2026年型シャシーを『MAC-26』と名付けた。

 F1プレシーズンテストが終了した時点でも、キャデラックはシャシーの正式な呼称を明かしてこなかった。しかしチームは、アンドレッティが86歳を迎える誕生日2月28日の直前に、初代F1シャシーに『マリオ・アンドレッティ・キャデラック26』を意味する『MAC-26』をいう名称を与えることを発表した。

キャデラック『MAC-26』
キャデラックF1の2026年型シャシー名『MAC-26』が記されたプレート

 最初はマリオの息子マイケル・アンドレッティが主導して進めてきたF1プロジェクトは、紆余曲折を経て、キャデラックF1としてFIAに承認され、今季参戦が実現した。その段階では、すでにマイケルはこのプロジェクトから外れ、アンドレッティの名前はチーム名に含まれていなかったが、一方でマリオはキャデラックチームとの関わりを保っている。


 CEOダン・タウリスは、「初代シャシーをMAC-26と名付けたことは、マリオがF1にもたらした精神、そしてアメリカのチームがこの舞台に立つべきだという信念を反映している」とコメントした。


「彼の物語はアメリカンドリームを体現しており、我々が日々チームを築き上げるためのアプローチの原動力となっている」


 チーム代表グレアム・ロードンは、アンドレッティはチームと自分にとって重要な存在であると述べた。


「マリオ・アンドレッティはF1のレジェンドだ。勝ち方を知り、可能性の限界を押し広げる真のレーサーである。しかしそれ以上に、彼は穏やかな心を持つ素晴らしい人物であり、誰もが自らの道を切り開く力を持っていると信じている人だ」


「私がこのチームでの歩みを始めた当初、彼は私に『自分を失望させないでくれ』と言った。彼の名を冠したキャデラックF1チームのマシンがグリッドに並ぶ姿を見て、彼が誇りに思ってくれることを願っている」

マリオ・アンドレッティ
2025年F1アメリカGP マリオ・アンドレッティ

 アンドレッティ自身にとって、キャデラックのF1ストーリーの中に自らのイニシャルが刻み込まれることは、極めて個人的な意味を持つ。


「レースは私の人生の喜びそのものだった」とアンドレッティは語る。


「キャデラックF1チームが、これまでの年月を意味あるものとして、そしてこの栄誉をもって記録に残すに値するものと見なしてくれたことは、究極の賛辞である」


「F1との永続的な絆を持つ機会を得られたことを大切に思っている。レース史における自分の役割を認め続けてくれるすべての人々に心から感謝する」



(autosport web)


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