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「いろいろな思いが込み上げた」と涙を流したランビアーゼ。“チームの模範的存在”とフェルスタッペンが称える/F1 Topic

2025年12月9日

 2025年F1第24戦アブダビGPでは、チェッカーフラッグ直後に、優勝したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のレースエンジニアを務める“GP”ことジャンピエロ・ランビアーゼが涙を流すシーンが国際映像で映し出されていた。


 レース後に開かれた国際自動車連盟(FIA)の公式会見でそのことを尋ねられたフェルスタッペンは、こう答えた。

「とてもエモーショナルな1年だったからね。結果はどうあれ、詳細は避けたいが、本当に厳しい状況だった。それでも、あれほど情熱的な人物と働くことができてとても嬉しい。彼はレースエンジニアだが、友人でもある。共に数多くの感情的な瞬間と素晴らしい成果を経験してきた。チェッカーフラッグ後、彼も少し感情的になっていたんだと思う。ようやくシーズンが終わった。だから、しばらく休んで彼とゆっくり話せるのが本当に楽しみだ。彼にとっても今シーズンは容易ではなかったからね。これほど優秀な人物と働けることをただただ誇りに思う。困難な時期さえも決して諦めなかった、彼はこのチームにとって模範的な存在だ」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2025年F1第24戦アブダビGP レース後会見 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 その後、レッドブルのホスピタリティハウスでランビアーゼと会う機会があった。ランビアーゼの瞳はまだ少し赤かった。


 その理由を尋ねると、ランビアーゼはこう話し始めた。


「今シーズン、レース以外で個人的にとても辛いことがあったんだ」


 今シーズン、ランビアーゼは第11戦オーストリアGPと第14戦ハンガリーGPを休んでいた。代役を務めたサイモン・レニーは「個人的な理由」と話していた。ランビアーゼが言う、「個人的にとても辛いこと」とは、そのことを指していると考えられる。


「すべてが終わった瞬間、いろんな思いが込み上げてきてね」


 そう語ると少しだけ微笑んで、チームメンバーの元へ戻っていった。


 しばらく休んで、今年1年の心の疲れを癒してほしい。

F1 Topic
角田裕毅のレースエンジニアを務めたリチャード・ウッド(写真左)と、マックス・フェルスタッペンのレースエンジニアを務めるジャンピエロ・ランビアーゼ


(Text : Masahiro Owari)


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