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【F1第20戦決勝の要点】新人ベアマン、優勝経験者を抑えきり殊勲の4位入賞。ライン取りもロングランもミスなく完遂
2025年10月27日
F1フル参戦1年目のルーキー、オリバー・ベアマン(ハース)が2025年F1第20戦メキシコシティGPで自己最高の4位入賞を果たした。
見事なレース運びだった。まずは9番手スタートからのターン1、2、3と続く複合コーナーで、絶妙のライン取りで6番手にジャンプアップ。そして6周目には、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の激しい3番手争いの間隙を縫って4番手に。その後は3番手のハミルトンとほぼ同じペースで周回を重ね、背後のフェルスタッペンをジリジリと引き離していった。

ハミルトンが10秒ペナルティを科され、フェルスタッペンもタイヤ交換で後退した38周目以降は、11周に渡って3番手表彰台圏内を走った。
48周目、2回目のピットインで4番手に。そこからはトップチーム勢との激しい4位争いになった。まずは、ラッセルが1秒以内に迫る。最高速に勝るラッセルの猛攻は10周以上も続いたが、ノーミスで耐えた。
終盤60周目からは、ラッセルを抜いて5番手に上がったオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との一騎打ちとなった。ほぼ同じ周回数のソフトタイヤを履いていたが、ペースはピアストリの方がコンマ5秒前後速く、約4秒あった差は67周目にはほぼ1秒に縮まった。それでもベアマンはDRSを使わせず、最後はバーチャルセーフティカー(VSC)が導入される幸運にも恵まれ、4番手のまま逃げ切った。

ベアマンは初日フリー走行から、ソフトでのロングランに集中した。トップチーム勢のロングランがミディアム主体だったのと、対照的だった。ショートランは17番手だったが、ロングランは1分21秒台後半から22秒台前半をコンスタントに刻んだ。レース前半、そして終盤のソフトタイヤでの周回で、彼らと互角に渡り合えたのは、この蓄積があったからと思われる。
これでベアマンの選手権順位は、18位から一気に13位に上がった。さらにチームメイトのエステバン・オコンも9位に入ったことで、ハースのコンストラクターズ選手権の順位もキック・ザウバーを抜いて8位となった。6位レーシングブルズまで、わずか10ポイント。十分に射程圏内だ。
そしてベアマンの健闘は、チャンピオン争いにも大きな影響を及ぼした。ピアストリがベアマンを抜き切れず5位に終わったことで、1ポイント差で選手権首位から陥落したのだ。もし4位だったら、逆に1ポイント差で首位を守れていた。
わずか1ポイント。しかし4月の第5戦サウジアラビアGP以来、半年間守り続けていた首位の座を失ったピアストリの心理的ダメージは、意外に大きいのではないか。


(Text:Kunio Shibata)
| 3/6(金) | フリー走行1回目 | 10:30〜11:30 |
| フリー走行2回目 | 14:00〜15:00 | |
| 3/7(土) | フリー走行3回目 | 10:30〜11:30 |
| 予選 | 14:00〜 | |
| 3/8(日) | 決勝 | 13:00〜 |
| 1位 | ランド・ノリス | 423 |
| 2位 | マックス・フェルスタッペン | 421 |
| 3位 | オスカー・ピアストリ | 410 |
| 4位 | ジョージ・ラッセル | 319 |
| 5位 | シャルル・ルクレール | 242 |
| 6位 | ルイス・ハミルトン | 156 |
| 7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 150 |
| 8位 | アレクサンダー・アルボン | 73 |
| 9位 | カルロス・サインツ | 64 |
| 10位 | フェルナンド・アロンソ | 56 |
| 1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 833 |
| 2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 469 |
| 3位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 451 |
| 4位 | スクーデリア・フェラーリHP | 398 |
| 5位 | アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング | 137 |
| 6位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 92 |
| 7位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 89 |
| 8位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 79 |
| 9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 70 |
| 10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 22 |


