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パドック裏話:コース外では世界王者の名に恥じない落ち着きぶり
2025年6月25日
F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第10戦カナダGP編です。
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カナダGPはドライバーたちのお気に入りのイベントのひとつだ。その主な理由はユニークなコースレイアウトと、毎年大勢の熱心なファンが詰めかけることにある。ただ、彼らにとって好ましくない点もないわけではない。
今年は2025年だが、今回このコラムで取り上げるのは2024年の出来事だ。ある有力ドライバーが、この都市の大きな問題のひとつ、すなわち交通渋滞に巻き込まれて大いに難儀した時のエピソードである。
まず話の前提として説明しておくと、ジル・ビルヌーブ・サーキットはセントローレンス川に浮かぶ中洲のような人工島にある。この島にはいくつもの橋が架けられているが、そのうちサーキットに直接アクセスできる橋は2本だけで、しかもどちらも川岸ではなく隣の島との間をつないでいる。そのためコースへの機材の搬入と搬出はもちろん、単純に島に出入りするだけでも、かなりややこしい経路をたどらねばならない。
あらためて言うまでもなく、マックス・フェルスタッペンは近年のF1ですばらしい成功を収めてきた。レッドブルが現行のテクニカルレギュレーション期間の前半をほぼ支配したこともあって、彼は昨年まで4年連続でドライバーズ選手権を制覇している。それゆえに、マックスは世界中どこへ行っても一番人気のドライバーであり、なかでも特にご執心なのが北米のスポンサーだ。
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※イギリスGP終了時点
1位 | オスカー・ピアストリ | 234 |
2位 | ランド・ノリス | 226 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 165 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 147 |
5位 | シャルル・ルクレール | 119 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 103 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 46 |
9位 | ニコ・ヒュルケンベルグ | 37 |
10位 | エステバン・オコン | 23 |

※イギリスGP終了時点
1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 460 |
2位 | スクーデリア・フェラーリHP | 222 |
3位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 210 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 172 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 59 |
6位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 41 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 36 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 36 |
9位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 29 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 19 |

