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「マシンとの一体感を得て前進できた」「みんなの努力で400戦目がより特別なものに」/F1第7戦決勝コメント(2)
2025年5月20日
2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ランド・ノリス(マクラーレン)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(フェラーリ)、アレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)だ。
■アレクサンダー・アルボン(アトラシアン・ウイリアムズ・レーシング)
決勝=5位(63周/63周)
7番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

「大満足だ。終盤にセーフティカーが出なければ、あるいはシャルルとのインシデントがなければ、今日は4位も可能だったと思う。でも、5位でがっかりするつもりはないよ」
「シャルルとのバトルを振り返ると、自分でもおそらく同じことをしただろう。彼はそれほど無茶な動きをしたわけではなく、ただポジションを守ろうとしていただけだ。でもその結果、僕はルイスに抜かれてしまった。シャルルを抜く時にもう少し我慢できたかもしれないが、あの時点ではマシンの調子がとても良くて、『(ルクレールの前を走る)オスカー(・ピアストリ)は摩耗したタイヤを履いているし、彼を追いかけられるかも!』と思っていたんだ」
「とはいえレースには満足している。純粋なペースで僕たちは4番手や5番手を走れたし、ファーストスティントを延ばせたことで、レース全体をうまく組み立てることができた。安定したペースを示せていると、戦略の幅も広がる。だから、この調子で進み、楽しみ続けよう」
■ルイス・ハミルトン(スクーデリア・フェラーリHP)
決勝=4位(63周/63周)
12番グリッド/タイヤ:ハード→ミディアム→ハード

「ティフォシの前で今日、そして今週末走れたことは、今年ここまでで最高のハイライトだ。今季僕たちはマシンに苦しみ、特に予選で苦戦してきたため、大きなプレッシャーがのしかかっていた。だからこそ、力強いレースをしてポジションを上げることができたことを、うれしく思っている」
「レースのなかでこれほど順位を上げることができたのは、いつ以来か思い出せないほどだ。昨年一度あったかもしれないが、フェラーリに来てからは初めてのことだ。今日はついにマシンとの一体感やシナジーを得て、前進できた。最高の気分だよ」
「マシンのセットアップに関して、素晴らしい感触を持った。チームもストラテジストも、ピットストップや戦略の判断に関して、とても良い仕事をした。フェラーリとして総合的に最高の仕事をしたと思う」
■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=3位(63周/63周)
1番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

(スタート直後にフェルスタッペンに抜かれたことについて語り)「僕がブレーキングするのが早すぎた。マックスの動きも見事だったと思う」
「もちろんがっかりしている。その後もいくつか判断を誤った。ベストな日曜日ではなかったので、多くの点を振り返って見直す必要がある」
「マックスとレッドブルは素晴らしい仕事をしたし、今日の彼らのペースはとても良かった。見直しをして、何を改善できるかを探らなければならない」
「バーチャルセーフティカーはマックスとランドにとって完璧なタイミングだった。終盤セーフティカーが出た時には、僕はすでに両方のハードタイヤを使い切っていた。それで(ステイアウトして古いタイヤで走り続けることになり)、最後のリスタートはかなり厳しかった」
「2番手を死守しようとベストを尽くしたが、グリップが全然足りず、結果的に3位になった。彼(ノリス)に抜かれるのは避けられなかったと思うが、それでも戦わずに譲るつもりはなかった」
■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)
決勝=2位(63周/63周)
4番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード

「良いレースだった。2位フィニッシュに満足している。オーバーテイクは簡単ではなかったが、できることはすべてやった。マックスは速かったね。もちろん彼とバトルしたかったけれど、彼らの方がわずかにペースが上だった」
「オスカーとのバトルは楽しかったよ。できる限りのパフォーマンスを引き出し、互いにクリーンに戦った。チームとしては2位と3位というのは素晴らしい結果だ。また来週、挑戦する」
■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=1位(63周/63周)
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード→ハード
ファステストラップ:1分17秒988

「ここで勝利を挙げられたのはとてもうれしいことだ。スタートは最高の出来ではなかったが、ターン2はうまくいったと言っていいと思う。一度トップに立ってからは、マシンのペースにおけるポテンシャルを示し、かなり気持ちよくプッシュできた」
「レースは自分が予想していたよりはるかに有望で、僕たちにとって本当に良い結果になった。マシンの安定感が大幅に向上したと感じた。マシンのセットアップによって、前進を果たしたんだ」
「タイヤをかなりうまく管理して走ることができ、両方のコンパウンドで本当に良い感触を持つことができた」
「バーチャルセーフティカーの間にマシンが撤去されるのに時間がかかり、その間にピットに入ることができて良かった。(セーフティカーによって)状況がリセットされたが、オスカーは古いタイヤを履いていたので、再び引き離すことができた」
「この結果には本当に満足している。チーム全体として、すべてをうまくこなした。良い戦略、良いピットストップ、そして全体を通して落ち着いたコミュニケーション──それこそレースで成功するために必要なものだ」
「僕たちにとって、重要な週末だった。アップグレードが実際にマシンでうまく機能したのを確認できて良かった。ここにいる全員とファクトリーの皆に大きな感謝を伝えたい。皆の努力により、チームにとっての400戦目がさらに特別なものとなった」
「ここで学んだことを、頻繁に引き出せることを願う。僕たちにとってとてもポジティブな週末だった。これからも前進し、より良くなろうと努めていく。もちろん今夜は少し楽しむつもりだよ」
(Text : autosport web)
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1位 | オスカー・ピアストリ | 198 |
2位 | ランド・ノリス | 176 |
3位 | マックス・フェルスタッペン | 155 |
4位 | ジョージ・ラッセル | 136 |
5位 | シャルル・ルクレール | 104 |
6位 | ルイス・ハミルトン | 79 |
7位 | アンドレア・キミ・アントネッリ | 63 |
8位 | アレクサンダー・アルボン | 42 |
9位 | エステバン・オコン | 22 |
10位 | アイザック・ハジャー | 21 |

1位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 374 |
2位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 199 |
3位 | スクーデリア・フェラーリHP | 183 |
4位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 162 |
5位 | ウイリアムズ・レーシング | 55 |
6位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 28 |
7位 | ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズF1チーム | 28 |
8位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 22 |
9位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 20 |
10位 | BWTアルピーヌF1チーム | 11 |

