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F1 CEOドメニカリが開催望むタイ首相と会談「バンコクでのグランプリについて協議を継続していく」

2025年3月20日

 F1のCEOステファノ・ドメニカリがタイのペートンタン・シナワット首相との会談のためにバンコクを訪れたことで、タイGP実現の可能性に注目が集まっている。


 連戦で行われるオーストラリアGPと中国GPの合間を縫って、火曜日に会談が行われたことは、タイがF1カレンダーに加わるために本格的に取り組んでいることを示しているといえるだろう。

 この協議は、昨年イモラで当時のタイのセター・タウィーシン首相がドメニカリに、バンコクGP開催を提案したことから始まり、ドメニカリはタイでF1ストリートレースを行うというビジョンに関心を持った。このプロジェクトの舵取りを、現在はシナワット首相が担っている。


「本日、タイのペートンタン・シナワット首相と彼女のチームと会い、バンコクでレースを開催するという素晴らしい計画について話し合えたことをうれしく思う」と、ドメニカリは会談後に語った。


「今後数週間、数カ月にわたって議論を継続することを楽しみにしている」

■2028年からの開催を目指すタイ首相

 ドメニカリのバンコク立ち寄りは単なる思いつきではなく、より広範な戦略の一環だ。


「ここ数年で我々が行うことができた素晴らしいことは、F1の未来を象徴すると信じている場所に焦点を当てることだったと思う」と、ドメニカリはメルボルンで『Sky Sports F1』に語った。


「我々は世界中の他の場所から多くの注目を集めている。メルボルンでレースを終えたばかりだが、私はバンコクに向かう。そこで何かを展開することに、同国政府が関心を持っている可能性がある」


 F1カレンダー入りを狙う国は多い。アルゼンチンでのグランプリ復活の可能性がささやかれるほか、ドイツなどヨーロッパのいくつかの国々も候補地リストの列に加わっている。一方、ルワンダはアフリカでのグランプリ開催という夢を抱いていることが知られるが、同国は隣国コンゴでの紛争への関与が問題視されている。


「我々にはヨーロッパの他の場所もある。また、ご存知のとおりアフリカにも関心を寄せている。現在は南米にも関心がある」とドメニカリは言う。


 F1ではタイ国籍のドライバー、アレクサンダー・アルボンが活躍しており、ブリーラムでのMotoGPの成功もあり、バンコクという都市の魅力を生かして、契約を締結する可能性がある。

チャン・インターナショナル・サーキット
タイのブリーラムに位置するチャン・インターナショナル・サーキット

 シナワット首相は、会談後、「政府は、レースルートの調査、投資予算、グランプリ開催によるタイにとっての価値などについて、この共同投資を検討することを確認しました」として、2028年からの開催を目指すと、SNSを通して表明した。



(Text : autosport web)


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