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【角田裕毅F1第21戦密着】前戦カタールでの課題を克服すべくロングランに集中。安定した速さを見せた初日
2021年12月4日
前戦カタールGPで2台そろってトップ10内からスタートしたにもかからわず、無得点に終わったアルファタウリ・ホンダ。角田裕毅に関しては、スタート直後にリヤウイングに捨てバイザーが引っかかったことが大きな要因だったが、「チームメイトの走りを見れば、それがなくてもどうだったかはわかりません」と、捨てバイザーによる不運だけが原因ではないという認識でいた。
その意識はチームも共有しており、チーフレースエンジニアのジョナサン・エドルズは、F1第21戦サウジアラビアGPのフリー走行2回目に向けて「2回目のセッションでの最大の目的は、先週の課題だったロングランのマシンパフォーマンスを理解することだった」と語っていた。
そのフリー走行2回目では2台そろってハードタイヤを履いてセッションをスタート。通常、このセッションではミディアムタイヤでスタートして、マシンのセットアップの確認をした後、ソフトタイヤで予選シミュレーションを行い、その後、ミディアムまたはハードタイヤでレースに向けたロングランを行う。
それをいきなり2台そろってハードタイヤで出て行ったところに、今回のアルファタウリのレースにかける意気込みが伝わってきた。
しかも、そのハードタイヤを履いたロングランの最後に角田が一時、トップタイムをマーク。すぐにミディアムタイヤを履いていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)に塗り替えられたが、ロングランで安定して速かったことは角田にとっても収穫となったに違いない。
残念だったのは、ハードタイヤ以外のコンパウンドでの速さだった。ハードタイヤで8周走行した角田は、その後ソフトタイヤに履き替えてコースインするも、なかなかアタックをまとめることができなかった。
「ハードタイヤはよかったけれど、ほかのコンパウンドについてはもう少しクルマを合わせる必要があるので、今夜は少し忙しくなりそう」(角田)
それでも、角田がハードタイヤでマークした1分29秒597は、ライバル勢がソフトタイヤでアタックを完了したなか、8番手のタイムだった。しかも、ソフトで3番手のタイムをマークしたチームメイトのピエール・ガスリーとの差もコンマ5秒という力強いタイムだった。
徐々にペースアップしていく角田の、2日目に期待したい。
(Masahiro Owari)
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1位 | マックス・フェルスタッペン | 110 |
2位 | セルジオ・ペレス | 85 |
3位 | シャルル・ルクレール | 76 |
4位 | カルロス・サインツ | 69 |
5位 | ランド・ノリス | 58 |
6位 | オスカー・ピアストリ | 38 |
7位 | ジョージ・ラッセル | 33 |
8位 | フェルナンド・アロンソ | 31 |
9位 | ルイス・ハミルトン | 19 |
10位 | ランス・ストロール | 9 |
1位 | オラクル・レッドブル・レーシング | 195 |
2位 | スクーデリア・フェラーリ | 151 |
3位 | マクラーレン・フォーミュラ1チーム | 96 |
4位 | メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラ1チーム | 52 |
5位 | アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム | 40 |
6位 | ビザ・キャッシュアップRB F1チーム | 7 |
7位 | マネーグラム・ハースF1チーム | 5 |
8位 | ウイリアムズ・レーシング | 0 |
9位 | BWTアルピーヌF1チーム | 0 |
10位 | ステークF1チーム・キック・ザウバー | 0 |
第5戦 | 中国GP | 4/21 |
第6戦 | マイアミGP | 5/5 |
第7戦 | エミリア・ロマーニャGP | 5/19 |
第8戦 | モナコGP | 5/26 |
第9戦 | カナダGP | 6/9 |