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レッドブル・ホンダF1がフィルミングデー走行を実施。トップスピードが優れたメルセデスへの対抗策を探る

2021年10月14日

 F1第16戦トルコGPの翌週火曜、レッドブル・ホンダはイスタンブール・パークでRB16Bのフィルミングデー走行を行った。メルセデスとのタイトル争いを制することを目指し、残り6戦でマシンを最適化するための作業に取り組み、リザーブドライバーのアレクサンダー・アルボンが周回を重ねた。


 レッドブルは、シーズン2回目のフィルミングデーを利用、デモ走行用のタイヤを使用し、走行距離が100kmに制限されるなかで、作業に取り組んだ。トルコGPではホワイトの特別カラーを用いたレッドブルだが、この日は通常のブルーに戻している。


 トルコGPでレッドブルRB16B・ホンダは、メルセデスに全く太刀打ちできなかった。W12とのパフォーマンス差が非常に大きかっただけでなく、時にはフェラーリやアルファタウリに追いつかれたように思える場面もあった。

2021年F1第16戦トルコGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 10月12日にイスタンブール・パークでフィルミングデー走行を行う計画を立てていたレッドブルは、この日、シーズン残り6戦に向けて解決法を見つけるための作業に取り組んだ。今回はおそらくアルボンにとってレッドブルRB16B・ホンダに乗る最後の機会となる。


 テクニカルディレクターのピエール・ワシェ率いる技術チームは、この日、トルコGPの週末に何がよくなかったのかを分析し、今後の解決法を探る作業に当たった。レッドブルは、6戦のなかで、オースティン、ロサイル、ジェッダ、アブダビはメルセデスの方により適していると考えており、ここでパフォーマンスを上げることを目指している。


 ピレリのデモラン用タイヤは通常のものよりも非常に硬く、ラップタイムはトルコGPの週末よりも5秒から6秒遅くなる。レッドブルはこのタイヤで、トルコで使用したよりもダウンフォースを大幅に減らした空力パッケージを試した。レッドブルはトルコで大きなリヤウイングを使用し、その影響がスピードトラップでのメルセデスとの速度差に表れている。


 決勝中のスピードトラップでの速度は、マックス・フェルスタッペンは297.1km/hで20番手、一方、メルセデスのルイス・ハミルトンは310.7km/h(2番手)、バルテリ・ボッタスは307.6km/h(7番手)だった。


 イスタンブール・パークにおいて、低速コーナー用のダウンフォースを十分つけつつ、直線スピードを速くする、最適な妥協点はどこだったのかを見つけるため、アルボンは低ダウンフォースのリヤウイングを装着して走行した。


 また、アメリカGPに向けて、オースティンの路面はトルコのようにスムーズでないことを考慮し、レッドブルは異なるサスペンションセッティングも試している。


 フィルミングデーでの制限である走行距離100kmの範囲内で様々な作業を行うため、レッドブルは、空力およびメカニカルセッティングを変更しながら、ショートランを多数繰り返した。ここで集めたデータを、ミルトン・キーンズのファクトリーで分析し、アメリカGPに備えることになる。トルコGPでは初日からメルセデスに大きく後れをとったが、次戦で同じ事態を繰り返すことを、レッドブルは何としても避けようとしている。



(Grandprix.com)




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